「子育てに車は必要かな。。。お金かかるから車なしで子育てできないかな。」
このような疑問にお答えします。
子育てはただでさえお金がかかるのに、車も必要となると、収入が少ない人にとっては辛すぎますよね。
手取り15万の私には、子育て費と車代を両立するのは無理です。。。笑
車ありにするか迷う選択肢すらありませんでした(笑)
そんなわけで、車なしで6年間子育てをしてきた私の経験から言うと、車なしでの子育ては「可能」です。
それも、そんなに苦痛ではありません。
この記事では、車なしで子育てをできる条件やメリット・デメリットなどについて書きますので、車なし子育てに興味のある方はぜひご覧ください。
車なしで子育てできる人の条件は?
車なしでも子育てができるのは、次のような条件を満たす人です。
- 生活に必要な施設が家の近くにある人
- 公共交通機関が充実している地域に住んでいる人
- 多少の不便を楽しめる人
それぞれご説明させていただきますね。
生活に必要なインフラが家の近くにある人
生活に必要な施設が徒歩・自転車で行ける範囲にある人は、車なしでも生活できます。
生活に必要なインフラとは?
- スーパーやドラッグストアなど
- 幼稚園・保育園・学校
- 病院
- 公園などの遊ぶところ
ある程度の都会であれば、基本的にはこれらは自転車で行ける範囲にあるかと思います。
私の住んだことがあるところだと、熊本市内や大阪は大丈夫です。
公共交通機関が充実している地域に住んでいる人
子どもと遠方に行く場合を考えると、バスや電車などの公共交通機関が充実している方が、車なしでの生活はしやすいです。
子どもと動物園や遊園地、旅行などに行くときは、電車を使っています。
電車だと渋滞に巻き込まれることがないのも嬉しいです。
多少の不便を楽しめる人
いくら「車がなくても生活できる場所」に住んでいても、車なしでの子育ては少し不便なときもあります。
買い物の荷物が多いときに、子どもを制御しながら家に帰るのは、なかなか大変です。
そのような不便を楽しめる余裕のある方でないと、生活満足度が下がってしまうかもしれません。
車なしで子育てをするメリット
車なしで子育てをするメリットは、次の3点です。
車なしで子育てするメリット
- 車の購入・維持費がかからない
- 太りにくくなる
- 移動自体が子どもの学び・遊びになる
私は主に車代の節約のため、車なしで子育てしていますが、それ以外のメリットも実感しています。
車の購入・維持費がかからない
車の購入・維持費(税金・保険料・メンテナンス費用・ガソリン代・駐車場代など)は非常に高いです。
購入費 | 平均170万円 |
維持費 | 一月当たり30,000円 |
仮に同じ車に13年間乗るとして、購入費を月割りすると、ひと月当たり10,897円かかります。
購入費と維持費を足すと、毎月41,000円ほどの車代がかかることになるのです。。。
毎月41,000円もあれば、子どもの遊びや教育にもっと有意義に使えそうですね。
私のような手取り15万円の人間には、単純に月40,000円も払う余力がありません(笑)
車代の節約について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
太りにくくなる
車がないと、親も子どもも徒歩や自転車で移動しますので、太りにくくなります。
特に、子どもと買い物にいくときは、子どもを自転車の後ろに乗せて買い物をするのでさらに負荷が上がり、日常生活が軽いトレーニングになっています。
そのおかげか、私も妻もけっこうよく食べるにも関わらず、学生時代の体型をキープしています。
正月とかにぐーたらして少し太ることはありますが(笑)
基礎代謝が高くなっているので、すぐに元に戻りますね。
太らないことでジム代や医療費の節約にもなる
私も妻も太らないので、ジムに行く必要もありません。
別にゴリマッチョを目指してもいないので(笑)、ほどよく筋肉がついていれば十分という考えです。
また、人間ドックでメタボと診断されて通院させられることもないので、医療費も節約できています。
車なしで子育てすることで、車代以外の節約効果も期待できるんですね。
徒歩や自転車での移動自体が学び・遊びになる
徒歩や自転車は、車と違って立ち止まることができるため、移動自体を学びや遊びにすることができます。
- 立ち止まって自然観察ができる
- 子どもとコミュニケーションがとりやすい
- 交通ルールを教えることができる
- 歩くこと自体が脳の発達によい
子どもはけっこう唐突に話かけてくることがありますよね。
「いま○○おったよ!みて!」とか
そんな時に、車移動だと立ち止まって見ることはできませんが、徒歩や自転車ではできます。
歩きながらよく子どもに話しかけていたせいか、うちの子はすごくおしゃべりになりました。
最近は、花がすごく好きなので、自転車で移動中に「パパ止まって!」と言われ、アサガオやヒマワリ・なんかよく分からない木の実などの写真を撮らされています(笑)。
撮った写真を見ながら、子ども自ら図鑑で調べたりしているので、楽しみながら勉強できてよいですね。
また、歩くことは人間の思考力や記憶力の改善にもよい、と言われています。
車なしで子育てすると、大人も子どもも脳を鍛えることができますね。
車なしで子育てするデメリット
車なしで子育てするデメリットは、次の3点です。
車なしで子育てするデメリット
- 大量の買い物をするのが大変
- 緊急時の移動手段に不安がある
- 公共交通機関で周りに気をつかってしまう
大量の買い物をするのが大変
子育て中は、食料や日用品を多く買う必要がありますが、車なしでは持って帰るのが大変です。
自転車の前かごに米や食材、後ろに子どもを乗せて坂道を上るのは、さすがにきついですね。
もしや家は、地元スーパーと生協の宅配を併用することで、買い物の負担を減らしています。
緊急時の移動手段に不安がある
子どもが病気をしたときや災害のときなど、緊急時の移動手段が車なしでは不安がありました。
しかし、子どもが病気やケガをしたときは、タクシーを使えばよいのです。
「タクシーは高い」と思われるかもしれませんが、せいぜい1回数千円程度ですので、車を所有することに比べれば全然お金はかかりません。
- 車を所有:めっちゃお金がかかる
- 購入費:数百万
- 維持費:3万円/月
- タクシー:それほどお金がかからない
- 数千円程度/回
タクシーはスマホアプリで手軽に呼べる
「車を所有するよりタクシーを使った方が安い」としても、タクシーを呼ぶのはやっぱり面倒ですよね。
もしや家ではタクシーが呼べるアプリ GO《ゴー》を使って、スマホから簡単にタクシーを呼んでいます。
- よく使う住所や場所を登録できる
- 一番近くのタクシーがすぐ来る
- 目安到着時間が分かるので、待ち時間も有効に使える
- スマホアプリで簡単に決済できる
妻の陣痛が来たときも GO《ゴー》 でタクシーを呼びましたが、5分で来てくれました。
困ったときにすぐにタクシーを呼ぶことができるように、インストールしておきましょう。
公共交通機関で周りに気をつかってしまう
車なし生活では、子どもと電車やバスなどの公共交通機関を利用することが増えます。
子どもは電車やバスに乗ると騒いだりすることもあるので、周りに気をつかってしまう方もおられるかもしれませんね。
仕事から帰る電車の中で、電車の中でおしゃべりする子どもを注意するお母さんや、注意されて泣き叫ぶ子どもを見かけることもよくあります。
電車の中で子どもが大きな声でしゃべったり泣き叫んだりすると、肩身の狭い思いをされるかもしれませんね。
でもご安心ください。
大多数の心ある大人は「子どもは元気に騒ぐものだ」と理解しているあなたの味方です。
親が自分の話を聞いてくれれば子どもも安心しますので、危ないことをしている訳でない場合は、子どもの相手をしてあげてくださいね。
車なし子育ての必須ツール3選
車なしで子育てをするのに便利なツールを3つご紹介します。
- 電動自転車
- タクシーが呼べるアプリ
- 生協の宅配やネットスーパー
もしや家では、これら全てを利用しています。
電動自転車
車なしの子育てでは、自転車で移動することが多くなります。
子どもを乗せて買い物するとなると、さすがに重くてしんどいですよね。
そこで、私は子ども乗せ電動自転車を利用しています!
- 前と後ろで2人の子どもを乗せられる
- 電動アシストで坂道でも楽
- 買い物かごにいっぱい詰められる
と超便利で、電動自転車なしでの車なし子育ては、個人的には考えられません(私が住んでいるところが坂道ばかりなのもありますが…笑)。
車なし子育てが劇的に楽になりますので、少し高いですが、絶対に買っておいた方がよいですよ。
タクシーが呼べるアプリ
車なしで子育てをする場合、病気やケガ・大荷物での移動の際は大変ですよね。
そのような場合は、タクシーを利用するのがおすすめです。
私が子どもの頃は、タクシー会社の電話番号を電話帳で見て電話してタクシーを呼んでいましたが、今はスマホアプリから簡単にタクシーを呼ぶことができます。
GO《ゴー》 というスマホアプリが非常に便利ですので、ぜひ利用してみてください。
妊娠時の通院、旅行のときなどに主に利用しています。
「どんどん上がっていくタクシーの料金メーター」を見るのは好きではありませんが(笑)、必要な時だけタクシーを呼ぶのは、車を所有するよりもはるかに低コストですよ。
生協の宅配やネットスーパー
車なしで子育てをすると、スーパーで大量に買い物をするのがしんどくなります。
自転車の前かごに大量の食料品を乗せて、後ろには子どもを乗せて、、、とするのはなかなか大変ですよね。
そこで、もしや家では生協の宅配を利用しています。
生協の宅配の魅力
- 食料品・日用品を家の前まで配達してくれる
- 注文はスマホから簡単にできる
- 品ぞろえが豊富
- 値段も一般のスーパーと遜色ないレベルで安い
- 送料もお手ごろ
- 置き配も対応してくれる(保冷&鍵付き)
- 冷凍魚が近所のスーパーより安くて美味しい
もしや家では、第二子を妊娠してから生協を利用し始めましたが、非常によいです。
食材も送料も安いですし、家の前まで配達してもらえるので、とにかく楽ですね♪
魚(特に骨抜きサバ)が非常に美味しく、子どももガツガツ食べています。
詳しくは、コープ生協の宅配の公式ページをご覧ください。
生協の宅配を利用した感想は、以下の記事に記載しておりますので、ぜひご覧ください。
車なしで子育てすることをおすすめする人
車なしで子育てすることをおすすめするのは、次のような人です。
- 車代を節約したい人
- 徒歩・自転車・公共交通機関で生活ができる人
それぞれご説明させていただきますね。
車代を節約したい人
車代を節約したい人には、車なし子育てがおすすめです。
車なしにすることで、購入費・維持費を削減でき、家計に余裕が生まれます。
車は持っているだけで、ひと月当たり3万円ほどお金がかかってしまいますので、車をすでに所有されている方は、売却を検討してもよいでしょう。
車を売却するならオークション形式がおすすめ
車を売却する場合は、オークション形式の買取業者で売るのがおすすめです。
オークション形式の買取業者がおすすめの理由
オークション形式の買取業者がおすすめの理由は、次の2点です。
- 車を高く売れる可能性が高い
- 一括見積りのような複数社からの営業電話が来ない
中間業者が入らないので、その分車を高く売れますし、営業電話も来ないのがメリットです。
オークション形式の車買取業者はどのようなものがあるの?
オークション形式の車買取業者は、次のような会社があります。
- 楽天Car
- 愛車買取オークション セルカ
- UcarPAC
これらの業者では、希望価格で落札された場合以外は、手数料はかかりません。
無料で試すことができますので、ご興味のある方は、試しに依頼されてみてもよいかもしれません。
徒歩・自転車・公共交通機関で生活ができる人
徒歩・自転車・公共交通機関で生活ができる人には、車なし子育てはおすすめです。
一方で、近所のスーパーまで車で20分、バスは1時間に1本、山道で自転車での移動は困難、、、みたいな地域に住んでいる方が車なし子育てをするのは苦行だと思います。
生活満足度を著しく下げてまで、車なし子育てをする必要はありません。
ご自身の居住地に合わせて、車の必要性を検討しましょう。
まとめ:車なしで子育てはできる
車なし子育てについて、ご紹介させていただきました。
すでに6年間車なしで子育てをしている私としては、電動自転車と電車・タクシーがあれば、車なし子育ては余裕でできると思っています。
車なし子育てをすることで、教育費や資産形成につかうお金を捻出しやすくなります。
車なし子育てをできそうな地域にお住まいの方は、ぜひ挑戦されてみてくださいね。