「毎日頑張って節約しているのに、なんかお金が貯まらないなあ。。。」
その原因は、お金を貯める仕組みがないから、かもしれません。
この記事の内容
- お金を貯める仕組みとは?
- なぜお金を貯める仕組みが必要なの?
- お金を貯める仕組みの作り方
私は元々割と倹約家で、大学生で一人暮らしを始めてすぐに、自炊などの節約に取り組み始めました。
しかし、大学5回生の春、私の貯金は0円でした(家賃滞納していたので実質マイナスです)。
それなりに節約していたのにお金が貯まっていなかった理由は、今思えば、お金を貯める仕組みができていなかったからです。
節約で余ったお金を、そのまま財布に入れたままにしていたのです。。。
財布にお金が入っていたら、つい使っちゃいますよね(笑)
大学5回生の春、ケガした犬を拾ったけど入院させてあげるお金がない経験をしたときに、お金の必要性を痛感しました。(犬は妻のお金で入院し、無事に飼い主も見つかりました)
その経験から貯金専用の銀行口座を作ったところ、ぐんぐんお金が増え、20代で家計の金融資産1,000万円を超えました。
これはお金を貯める仕組みがあるかないかで、これだけ差が出るのです。
お金を貯める仕組みを作って、確実にお金を貯めれるようになりましょう!
お金を貯める仕組みとは?
お金を貯める仕組みとは、生活して余ったお金を確実に貯めるための仕組みです。
毎月生活して余ったお金を、”入金専用”の銀行口座や証券口座に忘れずに入金することによって、節約したお金を確実に貯めていきます。
”入金専用”というのがポイントで、一度入金したら基本的には出金しません。
なぜお金を貯める仕組みが必要なの?
「そんなめんどくさいことしなくても、節約で支出を減らせばお金は貯まるはずでしょ」と言う方もおられるかもしれません。
しかし、支出を減らすだけでお金を貯めるのは、かなり難しいです。
というのも、お金を貯める仕組み(入金専用口座)がない場合、手持ちの財布や銀行口座のお金は「使うためのお金」となります。
「使うためのお金」が貯まってくると、これまで我慢していたものを買いたくなるものです。
そして、人間の欲は果てしないので、「使うためのお金」として管理している限り、どこかで使ってしまいお金が貯まらないのです。
だからお金を貯めるためには、入金専用口座と確実に入金するための仕組みが必要なのです。
お金を貯める仕組みの作り方
お金を貯める仕組みの作り方は、次の3ステップで作ることができます。
お金を貯める仕組みの作り方
- 入金専用の銀行口座や証券口座を作る
- 入金専用口座のルールを決める
- 毎月余ったお金を①の口座に入金する
私はこの方法で、20代で1,000万円貯め、30代の今も資産を増やしています。
以降で詳しくご説明させていただきますね。
入金専用の銀行口座や証券口座を作る
まず、入金専用の銀行口座や証券口座を作りましょう。
もしすでにお持ちでしたら、今あるものを入金専用のものとしてご利用いただいても大丈夫です。
お持ちでない場合は、それぞれ以下の銀行口座や証券口座がおすすめです。
おすすめの銀行口座:あおぞら銀行
入金専用の銀行口座に一番に求められるのは、預金金利の高さです。
あおぞら銀行のBANK口座は、利率が0.2%(三菱UFJ銀行は0.001%)と非常に高いので、入金専用の銀行口座として非常におすすめです。
スマホ・PCから最短5分で簡単に口座開設できますので、できるだけ高い預金金利の銀行口座で効率的に貯金したい方は、ぜひ口座開設してみてください。
おすすめの証券口座:楽天証券
入金専用の証券口座として、一番おすすめなのは楽天証券です。
楽天証券がおすすめな理由
- 楽天ポイントで投資信託を買える
- アプリやサイトが見やすく使いやすい
私はSBI証券、SMBC日興証券、マネックス証券などの主要な証券口座は全て開設しているのですが、どの証券会社も手数料を下げたり、色々頑張っています。
ですが、楽天証券が一番アプリやサイトが見やすくて、ストレスなく使うことができるのです。
「そんな理由で?」と思われるかもしれませんが、証券口座を持つと毎月入金したり毎日株価を見たりするのです(笑)
ですので、ストレスなく使えることが本当に大事なんです。
楽天証券の口座開設は、スマホやPCから簡単にできますので、お持ちでない方は作っておきましょう。
入金専用口座の運用ルールを決める
入金専用の銀行口座や証券口座を作ったら、今度は入金専用口座の運用ルールを決めましょう。
入金専用口座の運用ルール
- いつ入金するのか?
- いくら入金するのか?
- どの口座に入金するのか?
- どんなときに出金するのか?
ちなみに私の入金ルールは、以下の通りです。
もしやの運用ルール(ご参考)
- 毎月月初に5万円を楽天証券口座に入金
- 毎月月末に余ったお金を楽天証券口座に入金
- 非常時は貯金用銀行口座から出金
銀行口座には数百万の貯金があるので、運用効率を考えて、新規入金は証券口座にしかしていません。
いつ入金するのか?
入金専用口座に「いつ入金するのか」を決めましょう。
おすすめは、月初と月末の2回入金することです。
月末に余ったお金を貯金というルールだけだと、月末にお金が余っていないと貯金できません。それでは確実にお金を貯めることができませんよね。
ですので、まだお金を使う前の月初に先に貯金してしまうのがおすすめです。
いくら入金するのか?
いくら入金できるのかは人によって違うと思いますが、次のように決めると良いと思います。
入金額の決め方
- 家計簿をつけて入金できる額を計算して決める
- 自分の感覚で適当に決める(笑)
理想は家計簿をしっかりつけて決めることだと思いますが、そのためにどの家計簿が良いのか調べて、家計簿のつけ方を勉強して、、、とかやるとすごく手間がかかります。
私ならめんどくさくなって、やめてしまいます(笑)
ですので、適当に決めてしまっても大丈夫です。
「毎月1万円入金する」と適当に決めて、実際にやってみることが何より大事です。
一度やってみて、難しければ入金額を減らし、余裕があれば入金額を増やすなど、柔軟に調整していけばよいのです。
行動しないと何も変わりませんので、失敗しても良いのでまずは行動しましょう。
どの口座に入金するのか?
いついくら入金するのかを決めたら、銀行口座か証券口座のどちらに入金するのかを決めましょう。
おすすめの方法は、生活防衛資金を銀行口座で貯めて、その後は証券口座に入金していくことです。
生活防衛資金とは、収入が途絶えても半年程度は生活できる貯金です。
もしや家では、数百万円は生活防衛資金として銀行口座で確保、それ以上のお金は証券口座に入金して資産運用をしています。
銀行口座の金利ではほとんど利益は出ないため、証券口座でETFを買い利回りを高めています。
初心者でもできる簡単な資産運用方法は、以下でご紹介しています。
どんなときに出金するのか?
最後に、出金するときのルールを決めておきましょう。
入金専用の口座とは言っても、お金は使わないと意味がありませんよね。
出金ルールの例
- 病気や失業でお金が必要になったとき
- 子どもの結婚などのお祝いのとき
- 老後に年金の足しにするとき
などのように、出金ルールを決めて、それ以外のときは出金はしないようにしましょう。
私の証券口座は、配当金のみ出金可能というルールにしています。
配当金のみで生活できるようになって、Fireするのが目標みたいです(笑)
まとめ
お金を貯めるためには、お金を貯める仕組みづくりが大切な旨をご説明させていただきました。
お金を貯める仕組みづくりとしてやることは、以下の3つだけです。
お金を貯める仕組みの作り方
- 入金専用の銀行口座や証券口座を作る
- 入金専用口座のルールを決める
- 毎月余ったお金を①の口座に入金する
この仕組みと節約術を併用すれば、確実にお金を貯めれるようになってきますので、ぜひ実践してみてくださいね。