水耕栽培のエアーポンプが壊れちゃった…
新しいのを買うしかないのかな?また壊れないか心配…
私は水耕栽培でエアーポンプを利用しているのですが、使い始めて2カ月で壊れてしまいました。
1,000円もしないものなので最初は「また買えばいいか」と思ったのですが、「またすぐに壊れたらどうしよう?」と怖くなりました(笑)
そこで修理を試みたのですが、意外に簡単に修理できましたので、その方法をご説明します。
簡単な構造のエアーポンプであれば、同じ方法で自力で修理できるかもしれませんよ。
電気や工具の扱いに自信がない方は、危ないので真似しないでくださいね!
エアーポンプの修理方法
私は次のような手順で修理をしました。
- 部品ごとに分解
- 不具合箇所の特定
- 不具合箇所の修理
- 組み立て
順にご説明します。
部品ごとに分解
まずは、エアーポンプを部品ごとに分解していきます。
精密ドライバーがあると非常に便利です。
- 電源を抜いた状態で分解する
- どこにどの部品がついていたかを覚えておく
また、エアーポンプの作りが複雑だったり、接着剤で止められていたりして分解ができない場合は、大人しく諦めましょう。
不具合箇所の特定
分解をしながら不具合箇所を特定していきます。
- モーターは回るのか?
- 配線は切れていないか?
- モーターにより稼働する部分に動きにくい所はないか?
などをチェックしていき、不具合を起こしている箇所を特定します。
私のエアーポンプは、配線は問題ないのにモーターが回らない、ということで「モーターが悪いのではないか」と仮説を立てて進めました。
不具合箇所の修理
不具合を起こしている箇所を修理します。
「なぜ動かないのか?」の原因を特定して、その原因を取り除くという感じです。
- 破損している箇所のパーツを交換する
- 可動部にゴミなどが詰まっていれば取り除く
- グリスが切れていれば差しなおす
- 接合部が緩んでいれば差しなおす
など、、、動かない原因に対して、改善していきます。
今回のモーターの修理方法は、後ほどご紹介します。
組み立て
修理が完了したら、組み立て直しましょう。
組み立てる際は、動作確認をしながら組み立てていきます。
1つパーツを付けるごとに「ちゃんと動くか?」と確認していきます。
全部組み上げて問題なく動けば、修理成功です!
モーターを修理した方法
私は、モーターを分解して修理しました。
ラジオペンチがあれば便利ですが、無かったので私はマイナスドライバーだけで分解しました。
モーターを分解すると、ものすごい量の細かい金属くずのようなものが、モーター内部に。。。
モーターをさらに分解して、茶色い粉をティッシュで拭き取ります。
きれいになったら組み立て直します。
ゴミを拭き取るときにオイルも拭き取ってしまったため、家にあったミニ四駆用のグリスを塗布しておきました。
組み立て後、動作確認をしましたが、問題なく動くようになりました。
エアーポンプが故障する前兆
思い返せば、エアーポンプが故障するのには、前兆があったように思います。
エアーポンプが稼働しているときの音が、「ガガガガガガガ…」とものすごく大きくなることがあったのです。
この時にモーターの磁石部分が削られていたのではないか、と考えています。
エアーポンプの音が大きくなってきたら、次のエアーポンプや修理器具を準備しておいた方がよいかもしれませんね。
まとめ
私がエアーポンプを修理した方法について書きました。
エアーポンプは消耗品ですが、修理してできるだけ長く使うことで水耕栽培の費用を抑えることができます。
自分で修理できないと、「次のエアーポンプもすぐ壊れたらどうしよう…」と、新しいエアーポンプを買うのも不安になってしまいかねません。
もしエアーポンプが壊れたら、ダメ元で一度修理に調整してみてはいかがでしょうか。
もちろん、安全には十分に注意してくださいね!