「年収が少ないからマイホームは諦めるしかないかな。。。」

以前は私もそう思っていました。

しかし、年収280万円の私でも2230万円の住宅ローンを借りることができました。

「借りれても返済がしんどいでしょ?」と思われるかもしれませんが、意外と余裕です!

むしろ賃貸の家賃より安いくらいですね。

この記事では、年収300万円未満で2230万円の住宅ローンを借りた私の経験として、以下の内容を書きます。

この記事の内容

  • 住宅ローンの具体的な条件は?
  • 住宅ローンを借りた結果【お金・生活事情】
  • 住宅ローンを借りる前に知るべきこと
  • 住宅ローンで後悔していること

自分の年収で住宅ローンを借りれるのか、借りてから生活できるのか、気になっている人はぜひご覧ください。

住宅ローンの具体的な条件は?

どのような人が、どのような物件で、どのような条件で住宅ローンを借りたのか、具体的にご紹介します。

住宅ローンを借りた条件

  • 私の職業・収入・資産
  • 購入した物件
  • 住宅ローンの条件

収入すくないのがばれる~~(笑)

私の職業・収入・資産

住宅ローンを借りた際の私のスペックは、以下のような感じでした。

年齢30代前半
職業会社員(正社員)
勤続年数6年目
年収280万円
資産1,100万円

手取り年収はもっと少ないですよ(笑)

手取り年収は、年200万円ちょっとですね。。。

一応正社員で資産もそこそこ持ってはいましたが、給料は少ないですし、従業員300名程度のそれほど大きくない会社の平社員です。

銀行から見たら、お世辞にも「良いスペック」とは言えないでしょうね。。

購入した物件

購入した物件の情報は、以下の通りです。

築年数30年ほど
戸数100戸以上
間取り3LDK
管理状態良好

築年数は古めのマンションですが、管理状態が良いのと戸数が多いのがポイントが高いです。

銀行から見ると「それほど悪くない物件」なのではないかと思います。

住宅ローンの条件

以上の条件での住宅ローンの詳細は、以下の通りです。

借入額2,230万円
借入期間35年
金利(変動金利)0.625%
返済方式元利均等方式

手取り年収の10倍以上の金額を借りれました。

金利も0.625%とかなり低めですね。

変動金利なので、今後の金利動向によって金利が上がっていく可能性はありますが、、、そこは運ゲーです(笑)

住宅ローンを借りた結果【お金・生活事情】

上記の条件で住宅ローンを借りた結果として、お金や生活事情がどう変わったのかをご説明します。

住宅ローンを借りた結果

  • お金事情:賃貸よりもお得だった
  • 生活事情:賃貸のときよりも快適になった

お金の負担が減って、生活も快適にすることができました♪

以降でより詳しくご説明させていただきます。

お金事情:賃貸よりもお得だった

お金事情でいうと、住宅ローンを借りた後の方が、賃貸のときよりもお得になりました。

お金事情

  • 住宅ローンの返済額が家賃より小さい
  • 住宅ローン控除で税金の負担が20万円減
  • 金利動向がストレス要因に…

住居費も納税額も下がって、お得になりました♪

一方で、金利動向がストレス要因になりましたね。。

住宅ローンの返済額が家賃より小さい

住宅ローンの月々の返済額は59,380円です。

意外とかなり安いですね。

実は、住宅ローンは借りる額を大きくしすぎなければ、毎月の返済額は賃貸よりもむしろ安いのです。

借り入れ額毎月の返済額
1,000万円28,228円
2,000万円56,457円
3,000万円84,685円
4,000万円112,914円
5,000万円141,142円
金利1%、35年ローン、元利均等返済方式の場合(三井住友銀行の住宅ローンシミュレーションで計算)

実際に住宅ローンを借りて家やマンションを買うと、住宅ローン以外にも、マンション管理費や固定資産税がかかりますので、住居費は表よりも多くかかります。

ただ、私の場合は、マンション管理費と固定資産税を含めても、住居費は月々83,000円です。

大阪で3LDKマンションの賃貸を借りると、家賃10万円以上はかかるので、賃貸と比べても非常に安い金額ですね。

年収低い人ほど家を買った方が良い気さえしてきますね(暴論)

住宅ローン控除で税金の負担が20万円減った

私が購入した中古マンションは住宅ローン控除の対象だったため、税金の負担が大きく減りました。

「住宅ローン控除」とは、住宅ローンを利用して住まいを購入した場合に、「年末時点での住宅ローンの残高の0.7%」が、入居時から最長13年間にわたって、給与などから納めた所得税や住民税から控除される制度のことをいいます。

https://www.yahagijisyo.co.jp/ventvert/club/guide/tax02.html

2022年は副業利益が200万円あり、40万円の納税が必要なところが、住宅ローン控除で20万円ほど税金を免除されました。

税金の負担は意外と大きいので、住宅ローンで非常に助かっています。

2023年はそこまで稼いでいないので(笑)、納税0円で済みそうです。。

金利動向がストレス要因に…

お金の負担が減ってウハウハな一方で、金利動向がストレスに感じるようになりました。

住宅ローンの金利が上がると、ローンの返済額が大きくなるので、どうしても気になりますね。

ただ、もし金利が上がると、賃貸の家賃も値上げされるはずです。(賃貸の貸主も銀行から融資を受けているので、金利が上がると家賃を上げざるを得ないはず)

ですので、「住宅ローンを借りた人固有のリスクではない」と思いつつ、、、

金利関係のニュースで日々ストレスを受けています(笑)

生活事情:賃貸のときよりも快適になった

住宅ローンを借りてマンションを買った結果として、賃貸のときよりも快適に生活できるようになりました。

生活事情

  • 内装はほぼ新築のマイホームが快適
  • のびのびと子育てできるようになった
  • 一目置かれるようになった

子育て世帯には、非常に嬉しいメリットばかりです。

内装はほぼ新築のマイホームが快適

私が買ったのは中古マンションですが、リフォームにより内装はほぼ新築になっているので、非常に快適です。

どのように快適なのか

  • 3LDKで十分な広さがある
  • 最新の床材の床が気持ち良いし掃除も楽
  • ピカピカのシステムキッチンで料理が捗る
  • 楽器の演奏もできる
  • 居住者の民度が高く安心して住める

賃貸で同じ条件を目指そうとすると、家賃15万円以上はします。

安く快適な暮らしをできるようになったので、非常に満足です。

のびのびと子育てできるようになった

住宅ローンを借りてマイホームになってからは、賃貸の時よりものびのびと子育てできるようになりました。

子どもが壁や床に傷をつけたり落書きしても、自分の家なので気楽なものです。

カウンターキッチンにして料理しながら子どもを見れるようにしたり、バタンと閉まらないドアで子どもがケガをしないようにしたことで、子育てもしやすくなりました。

家がきれいなので、友人なども呼びやすく、子育てしやすくなりましたね。

周りから一目置かれるようになった

私は給料が少なく、車も持っていないので、(主に年配の方から)みくびられがちでした(笑)

しかし、マンションを買ったことで、「こいつ意外とやるな」と一目置かれるようになりました。

「その給料でどうやってマンション買ったの?親が金持ちなの?」と不思議がられたりもします(笑)

会社で肩身の狭い思いをすることは減りましたね。

でも、見栄のためだけに家を買うのはやめましょう。

住宅ローンを借りる前に知るべきこと

住宅ローンを借りる前に知るべきことは、以下です。

住宅ローンを借りる前に知るべきこと

  • 住宅ローンの仕組み(金利・返済方式)について
  • 行政の支援(減税・給付金)について

もちろん、これらについては不動産業者や銀行の担当者の方も教えてくれます。

しかし、担当の方が「しっかりしていない人」だったら、間違ったことを教えられて損をするかもしれません。

私は「しっかりしてない銀行担当者」により、約25,000円損をしました(笑)

手取り15万円の家計には痛すぎます(泣)

住宅ローンの仕組み(金利・返済方式)について

住宅ローンと一言で言っても、返済の仕方にはいくつかのパターンがあります。

  • 変動金利と固定金利
  • 元金均等と元利均等方式

「これが正解!」と言うよりは、人によって最適なものは変わってきます。

私はリスク許容度が高めなので「変動金利で元利均等方式」ですが、「固定金利の方が安心」と言う方もおられるでしょう。

銀行の担当者の方にしっかり話を聞いて、自分に合う方式を選びましょう。

行政の支援(減税・給付金)について

家を買うと、行政からの支援をもらえる場合があります。

私は住宅ローン控除と贈与税の特例を申請しましたが、すでに30万円以上得をすることができています。

かなりお得なので、ぜひ申請しましょう♪

ただし、支給には条件があるので、条件に該当するかどうか、不動産業者の担当者にしっかり確認するようにしましょう。

住宅ローンで後悔していること

私が住宅ローンで後悔していることは、2つあります。

  • 銀行の比較を行わなかったこと
  • 利息2ヶ月分(約25,000円)を余分に支払うはめになったこと

住宅ローンを借りる銀行の比較を行わなかったこと

私が後悔していること1つ目は、住宅ローンを借りる銀行の比較を行わなかったことです。

不動産業者に紹介された銀行だけしか見らずに、住宅ローンを借りてしまいました。

銀行を比較していたら、もっとよい条件で住宅ローンを借りれたのではないか、と後悔しています。

モゲチェックで住宅ローンの比較が可能

住宅ローンについては、モゲチェックで簡単にシミュレーションできます。

シミュレーション手順

  • モゲチェック公式サイトにアクセスする
  • 少し下にスクロールし「あなたにピッタリの住宅ローンを見つけよう!」
  • 借入ご希望額、自己資金、購入する物件所在地、年齢を入力する
  • 【この条件でランキングを表示する】をクリック
  • おすすめの銀行や、金利、毎月の返済額などが表示されます

簡単ですので、ぜひ一度試してみてくださいね。

ちなみに、私は住宅ローンを組んだ当時はモゲチェックを知りませんでした。

今さらモゲチェックでシミュレーションしてみたのですが、、、

今借りている金利0.625%よりも、はるかに低い金利で借りれそうなことが分かりました。。。

住宅ローンで後悔しないよう、モゲチェックをご利用されることをおすすめします。

利息2ヶ月分(約25,000円)を余分に支払うはめになったこと

私が住宅ローンを借りた銀行の担当者は、年は50過ぎてそうでしたが、頼りなさそうな感じでした。

素人の私からしても、住宅ローンの知識があまりないのが分かるほどです。

住宅ローンの利息を2カ月分無駄に払わせられることに

私はマンションを購入してリフォームしてから住むため、前のマンションの家賃と住宅ローンを2重に支払う期間が2カ月ありました。

そこで、この担当者は「住宅ローンの支払いは、前のマンションを退去してからにしましょうか」と提案してくれました。

私は資産1,000万以上あるので、別に2重に払っても問題なかったのですが、支払いを遅らせるリスクについて何も説明がなかったので、その提案に乗りました。

~2カ月後~

住宅ローンの支払い開始のため、銀行に行ったところ、担当者が若手のしっかりした人に代わっていました。

そして、その担当者から「住宅ローンを猶予した2カ月分も利息はかかります(約25,000円…)」と説明されます。。。

「そんなの聞いてません。お金はあるので、それ聞いてたら最初から払ってましたよ。」

新しい担当者の方は、「前の担当者は、ちゃんと説明してなかったんですか。申し訳ありません。」と、誠心誠意謝罪をして下さりました。

しかし、結局はどうすることもできず、泣き寝入りとなりました。

高い買い物なので、注意点はしっかり確認するようにしましょう。

まとめ:年収300万円でも住宅ローンは余裕で借りれる

年収300万円未満の私が住宅ローン2,230万円借りた結果について書きました。

2,000万円程度の借り入れだと、金利にもよりますが、ローンの返済額は50,000円台くらいです。

借り入れ額毎月の返済額
1,000万円28,228円
2,000万円56,457円
3,000万円84,685円
4,000万円112,914円
5,000万円141,142円
金利1%、35年ローン、元利均等返済方式の場合(三井住友銀行の住宅ローンシミュレーションで計算)

賃貸の家賃よりも安い金額でマイホームを手に入れることができ、お金も生活事情も改善できます。

2,000万円程度の借り入れで、良い家を手に入れるおすすめの方法は、中古マンションを買ってリフォームすることです。

ひかリノベのように、マンション購入とリフォームをワンストップで実施できる事業者で買うのが特におすすめです。

住居費の節約と理想の家の両立をしたい人は、検討してみてくださいね。