子どもが大きくなってきたから3LDKマンションに引っ越したいけど、家賃が高すぎるな…
どうやったら住居費を節約できるかな。。。
このような悩みにお答えします。
子どもが赤ちゃんの内は部屋が狭くても大丈夫ですが、3歳くらいになるとより広い部屋がほしくなってきますよね。
私も子どもが2歳すぎたころくらいから、それまでの1ルームでは狭く感じるようになりました。
そこで3LDKマンションを検討するのですが、家賃は平気で10万円を超えてきます(敷金・礼金の合計50万円のおまけつき)。
年収200万円台、手取り15万円の私に払える金額ではありません(笑)。
「高い、高すぎる…」と引っ越しを先送りにしていたのですが、偶然目に入った中古マンション購入のチラシの「相談だけで2000円分のQUOカードプレゼント」に惹かれて、中古マンション専門の不動産業者に行きました。
その結果、住居費8,3000円(住宅ローン、マンション管理費、固定資産税込み)で3LDKマンションに住むことができました!
しかも、リフォームによって内装は新築同等のピカピカです!
新品の床・扉・ピカピカのシステムキッチンで、きれい好きな妻と娘も大満足で、住居費の削減にも成功。
私のように住居費を節約したいパパには、中古マンションの購入は本当におすすめですよ。
中古マンション購入で住居費を節約できる理由
中古マンション購入で住居費を節約できる理由は、以下の3つです。
- 借りるより購入する方が割安
- 賃貸は生涯家賃を払い続けなければならない
- 中古マンションの価格はけっこう安い
- 中古マンションはリセールバリューが下がりにくい
同じ条件(立地・間取り・内装など)で住居費を比較すると、中古マンションを購入することによって住居費を節約できるかもしれませんよ。
中古マンションにも色々あるので、絶対ではありませんが…、理由をそれぞれご説明しますね。
借りるより購入する方が割安
まず、一般論として、長期的に保有するものの場合は、借りるよりも買う方が安いです。
CDでも家電でも車でも、必要なときだけ短期間借りるのなら借りる方が安いですが、何年も借り続ける場合は買う方が安いですよね。
家の場合は、数年~数十年単位の長期間住み続けるものなので、購入する方が割安です。
事実、もしや家は3LDKで床・トイレ・キッチン・扉など新品の中古マンションに、住居費83,000円で住めていますよ。
めちゃくちゃ満足度が高いです♪
ちなみに、引っ越し前のワンルーム賃貸は家賃8万円でしたので、ほぼ同額で大きい家を所有できています(笑)。
賃貸は生涯家賃を払い続けなければならない
また、賃貸の場合は、割高な家賃をどれだけ払い続けても、家は自分のものにはなりません。
そのため、生涯家賃を払い続けることになってしまいます。
年金暮らしになったときに、家賃で毎月10万円とかかかるのは、かなり苦しいのではないでしょうか。
一方で、家を買ってしまえば、住宅ローンを払い終えたら住居費は大きく下がります。
修繕費(マンション管理費) | 16,000円/月 |
固定資産税 | 8万円/年 |
もしや家の場合だと、住宅ローンが無くなれば、月当たりの住居費は約23,000円と格安になる見込みです。
同じ家に長く住む前提であれば、購入する方が住居費を節約できそうですね。
中古マンションの価格はけっこう安い
「“家を借りるより買う方がお得”とは言っても、そんな何千万円も用意できないよ…」
と私も思っていました。
しかし、いざ中古マンションのお店にいくと、2,000万円以下の値段で買える中古マンションが意外とありました!
実は、2,000万円以下の値段なら、年収300万円の人でも手を出しやすいんです。
- 年収300万円でも住宅ローン2,000万円ほどは借りれる
- リフォーム代500万円ほどかければ新築のような内装にできる
- 住宅ローンの返済額も小さい
(住宅ローン金利1%で毎月56,457円の返済)
年収300万円あって、これまで普通に家賃を払っていた人なら、十分に対応できると思います。
家は「最高の贅沢品」と思っていたのが、意外と安くて驚きました。
中古マンションはリセールバリューが下がりにくい
中古マンションは安く手に入れられるだけではなく、「リセールバリューが下がりにくい」という特徴もあります。
通常、家の値段は築年数が増えるにしたがって低下していきますが、ある程度の年数(築30年くらい)が経つと、値段の下落が緩やかになってきます。
2,000万円以下で買える中古マンションは、すでに価格が大きく下がっているので、これ以上は下がりにくくなっているのですね。
ですので、やむを得ない事情で家を売ることになった時に高く売れやすいので、新築の家に比べて安心して住めるのです。
事実、私の家はマネーフォワードAI査定価格で2,189万円と、すでに住宅ローン残高1,990万円を大きく上回っていますよ。
売る気はありませんが、それでも安心感はすごく上がりますね。
中古マンション購入の注意点
中古マンション購入の良い所をお話してきましたが、もちろん注意点もあります。
- 高すぎる家を買わないこと
- 管理状態の良いマンションを選ぶこと
- 購入とリフォームをセットでできる業者で買うこと
このポイントを押さえていないと、損してしまう可能性がありますので、ご説明させていただきますね。
高すぎる家を買わないこと
中古マンションを買う時の注意点1つ目は、高すぎる家を買わないことです。
家のような大きな買い物の際には、1,000万円の差が小さく見えてきますよね(笑)。
しかし、住宅ローンの金額は、毎月の返済額に大きく影響します。。。
借り入れ額 | 毎月の返済額 |
---|---|
1,000万円 | 28,228円 |
2,000万円 | 56,457円 |
3,000万円 | 84,685円 |
4,000万円 | 112,914円 |
5,000万円 | 141,142円 |
住宅ローン額が1,000万円増える毎に、だいたい3万円ほど返済額が増えています。
現在の収入や将来の見込みで借入額を決めるという方法もありますが、いまの会社が倒産しない保証はありませんし、冤罪で捕まり会社をクビになるかもしれません。
私は「最悪の場合、バイトを頑張れば返せるか?」を基準に、2,000万円程度が安心なのかなと考えています。
高すぎる家は買わないようにしましょう。
管理状態の良いマンションを選ぶこと
中古マンションを買う時の注意点2つ目は、管理状態の良いマンションを選ぶことです。
マンションには住民によって結成された自治会があって、次のようなマンション管理をしています。
- マンションの長期的な修繕計画
- 年度ごとの予算の執行・管理
- マンション管理費・駐車場費などの徴収
- 日々のトラブル対応
これらの管理状態は、マンションによって大きく差がありますので、管理状態のよいマンションを選びましょう。
管理状態のよいマンションに住むのが大事な理由
管理状態が良いマンションに住めば、次のような恩恵がありますよ。
- 建物が長持ちするので長く住むことができる
- 空き室が出にくくなるので一人当たりのマンション管理費が下がる
- 住民の民度が高いのでトラブルなく安心して住むことができる
- マンションの価値が保たれリセールバリューが高まる
実は、私はここまで考えて今のマンションを購入した訳ではないのですが、運が良く管理状態が非常に良いマンションに住むことができました。
先輩方がしっかりお金を管理し、計画的に修繕して下さっていたおかげで、築30年ですが非常にきれいです。
きれいだと若い世代が住むようになるので、世代交代が進んで、より長期的に住めるマンションになりますよ。
管理状態の良いマンションの選び方
管理状態がよいマンションを選ぶポイントは、次の3点です。
- 中古マンション屋さんに聞く
- 見学して共用部(廊下・壁・ゴミ捨て場など)がきれいか確認する
- マンション管理適正評価サイトを確認する
これらの方法で管理状態の良いマンションを選びましょう。
購入とリフォームをセットでできる業者で買うこと
中古マンションを買う時の注意点3つ目は、マンション購入とリフォームをセットでできる業者で買うことです。
マンション購入とリフォームを同じ業者にすることで、リフォーム費用にも住宅ローンを適用でき、すごくお得になります。
リフォームローン | 住宅ローン | |
---|---|---|
期間 | 最長10~15年 | 最長35年 |
金利 | ■変動型:1.2〜4.0% ■固定型:1.9〜5.0% | ■変動型:0.3〜0.5% ■固定型:0.7〜1.7% |
住宅ローンの方が金利が低く、返済期間も長いため、余裕を持って返済していくことができますよ。
中古マンションの購入をおすすめする人
中古マンションの購入をおすすめする人は、次のような人です。
- 住居費を節約しつつもきれいな家に住みたい人
- 転勤などで引っ越す予定がない人
- 子どもが2人以上いる人
それぞれご説明させていただきますね。
住居費を節約しつつもきれいな家に住みたい人
一般的なイメージとして、住居費を節約するには、古いアパートとかに住むイメージがありますよね。
しかし、中古マンションを購入してリフォームすれば、内装はほぼ新築なのに住居費は安いマンションに住むことができます。
「節約もきれいな家もどっちも両立したい」という方には、中古マンションの購入はおすすめです。
転勤などで引っ越す予定がない人
中古マンションをせっかく買っても、転勤などで住めなくなるのは悲しいですよね。
ですので、今後引っ越しをする予定がない人におすすめです。
私は転勤なしの会社ですが、もし「転勤しろ」と言われたら、会社を辞めます(笑)。
子どもが2人以上いる人
子どもが2人以上いると、どうしても部屋数が必要になりますよね。
しかし、3LDK以上の部屋を賃貸すると、けっこうな家賃がかかってしまいます。
そのため、中古マンションを買ってしまう方が安い場合があります。
3LDKマンションを買ってしまえば、孫が泊まりに来るときでも十分な部屋を確保できそうですしね。
まとめ
私の住居費の節約方法として、中古マンションの購入をご紹介しました。
もちろん、狭くて古い家に頑張って住んだり、実家で親と同居する方が住居費を安くできると思います。
しかし、私はお金よりも自由が好きなので、自由を犠牲にしてまで安く住みたくはありません。
最小限のお金でゆったりとした暮らしができる家を手に入れるには、中古マンションを買うのがベストだと思います。
「家を買うなんてハードルが高すぎる」と思われるかもしれませんが、手取り15万円の私でも融資を受けれて家を買えたのです。
少しでも興味のある方は、中古物件の専門業者に一度ご相談されてみてはいかがでしょうか。