「年収が少ないことを理由に親に結婚を反対された。もう結婚を諦めるしかないのかな。。。」

このような悩みにお答えします。

この記事の内容
  • 結婚を反対された本当の理由は?
  • お金は心配ないと安心してもらう方法
  • お金以外の理由への対策方法
  • どうやっても反対される場合の手段

結婚で相手の両親に挨拶して結婚の許可を取るのって、すごく不安ですよね。

特に年収が少ないと、反対されそうで怖いのではないでしょうか。

私も年収200万円台なので、非常に不安でした。

しかし、私の場合は年収については聞かれず(会社名は調べられましたが…)、「お前が良い奴なのは見れば分かる」ということで、あっさり結婚をOKされてしまいました。

ですので、私の実体験からは語れないのですが、私の会社では「年収を理由に結婚を断られたけど、その後認めてもらえた」という人がいました。

一度断られたからと言って、諦めなくても良いのです。

その人の話を参考にしつつ、「年収を理由に結婚を断られた場合」の対処方法をご紹介させていただきます。

人によって価値観は様々ですし私が知る方法で誰もが上手くいくとは思いませんが、諦めるよりあがいてみませんか。

結婚を反対された本当の理由は?

まず、結婚を反対された本当の理由を探りましょう。

反対した本人に直接聞くのは難しいと思いますので、パートナーやその兄弟などに聞いて、反対した本音を探ります。

「年収〇百万円以上ではないと結婚は認めん」と本気で思っているかもしれませんが、もしかしたら年収は建前で、本当は別の理由があるのかもしれません。

年収が少ないのは、割とどうにかなる問題(共働き、転職、親からの援助など)なので、そこまで大事でもないんですよね。

そう考えると、本当は次のような理由で、不信感を抱いているから反対しているのかもしれません。

年収よりも重要なこと

私にも娘がいますが、次のことに疑問があれば、結婚を認めることを躊躇するかもしれません(頭ごなしに反対はしませんが)。

結婚に重要なこと
  • 本当に結婚する強い意志があるのか?
  • 結婚後の生活を支えていく覚悟はあるのか?
  • まともな人間なのか?

お金だけの問題なら親として援助できますが、人格に問題がある場合は支援が難しく、娘を不幸にしてしまう可能性があります。

ですので、相手が信用できるのかどうかは、親として見極めたいと思っています。

いずれにせよ、「なぜ結婚に反対されたのか」が分からないと対策も難しいので、仮説でも良いので反対された理由をまずは探りましょう。

反対されたのが、①お金が理由の場合と、②お金以外の理由の場合で対策方法が変わってきます。

対策①:お金は心配ないと安心してもらう方法

具体的な対策方法ですが、まずはお金は心配ないと安心してもらえるようにしましょう。

お金に安心してもらうため伝えること
  • 年収は増える見込みである
  • 収入は少ないけど借金はなく堅実なお金の使い方ができている
  • 結婚資金をちゃんと貯めている
  • ギャンブルはしていない

これらを上手く伝えることができれば、お金に関しては安心してもらえるのではないでしょうか。

お金は心配ないことを伝える方法

いきなり対面でお金の細かい話をしだすと喧嘩になってしまいそうですよね(笑)。

ですので、お金の話は、パートナーや結婚に反対していないパートナーの家族の人などに、それとなく伝えてもらうようにしましょう。

「彼いまは年収少ないけど、意外としっかりしてるみたいよ。酒やタバコもせず、結婚のためにコツコツ貯金してて100万円くらいは貯めてるんだって。」みたいな感じです。

反対した方のあなたへの印象もだいぶ変わってくるのではないかと思います。

その上で、次に対面で話をするときに「先日、年収が少ないとの理由で結婚を反対されてしまったため、私のお金事情について資料をまとめてきました。もう一度お話させてください。」と言って話をすれば、お金に問題がないことや結婚の本気度をどちらも伝えることができます。

私と同じ会社の人が結婚を認めてもらった方法

私と同じ会社には、年収が理由で結婚を反対されたけど、その後OKされた人がいました。

その人は「車を買ってその車に乗っていくことで、それなりの経済力があることを示したら、結婚を許可された」と言っていました。

「経済力がある」ということを、パートナーの両親に認めてもらうことができれば、結婚を認めてもらえる可能性は高くなります。

節約大好き人間からしたら、むしろ「年収少ないのに車を買って大丈夫か?ローンや維持費で家計が悪化するのではないか?」と質問攻めにしてしまいそうですが…笑

もし本当にお金に自信がない場合はどうすればよいか?

ここまでは、年収は少ないけど、お金については心配がない人ができる対策方法を書いていました。

もしお金に自信がない人の場合は、お金に自信を持てる実力をつけましょう。

お金の実力をつける方法
  • 家計管理をしっかりする
  • 結婚資金(50~100万円)を貯める
  • 副業や転職で年収を上げる

お金の実力の目安としては、50~100万円程度の結婚資金を貯めることができていれば、お金に関して「しっかりした人」だと認めてもらえると思います。

お金の実力をつける具体的な方法は、以降でご説明させていただきますね。

家計管理をしっかりする

家計管理としては、お金の用途ごとの予算を立てて予算内で生活するようにしましょう。

例として、もしや家の予算をご紹介します。

お小遣い(もしや)30,000円
お小遣い(妻)30,000円
住居費(住宅ローン、マンション管理費)77,000円
水道光熱費15,000円
通信費(携帯、光回線)5,000円
子どもの習い事(ピアノ)7,000円
合計164,000円

もしや家では、食費や日用品・趣味費などの変動費を、全てお小遣いの中に放り込んでいます。

超ざっくりしていますが、これにより節約を実施しつつ、自由に使えるお金もある程度確保できています。

私は節約を頑張ってお小遣いを余らせ、副業の元手にしたり貯金したりしています。

予算をつけることで、お金の浪費を防ぎ、自然とお金が貯まるようになってきますので、ぜひ生活に取り入れてみてくださいね。

給料天引き貯金で結婚資金(50~100万)を貯める

給料天引き貯金とは、給料を使う前に貯金してしまう貯金方法です。

STEP1
貯金専用の口座を作る

貯金専用の銀行口座や証券口座を作ります。結婚資金の場合は、銀行口座の方がよいと思います。

STEP2
毎月貯金する金額を決定する

お金を貯めたい目標額や期間、家計の状況などを考慮して、毎月貯金する金額を決定しましょう。

STEP3
給料が入金されたらすぐに、貯金額を貯金専用口座に振込む

給料が入金されたら、「毎月貯金する金額」を貯金専用口座に移しましょう。

給料を使ってから余った金額を貯金する方法に比べて、確実にお金を貯めていくことができますよ。

この方法で結婚資金を貯めることができれば、結婚の本気度と経済力の両方を証明することができますので、頑張りましょう。

貯金するお金を捻出できない場合は、節約術を実施するのがおすすめです。

副業や転職で年収を上げる

年収を理由に反対されているので、本当に年収を上げてしまうのもありです。

すぐに年収を上げる方法としては、副業と転職がありますが、転職の方が安全です。

副業で手っ取り早く稼ごうと思うと、悪質な詐欺に引っかかりお金を減らしてしまう危険がありますので(私は副業初心者のとき数10万円やられました…)

ただ、年収を上げたいがために転職して、「やりたくない仕事」をしたり、残業が増えたり転勤になってパートナーとの時間が減ってしまっては本末転倒なので、よく考えて行いましょう。

対策②:お金以外の理由への対策方法

次は、お金以外の理由で結婚を反対されていた場合の対策を考えていきます。

「こいつ本当に大丈夫か?」と思われている状態ですので、「まともな社会人です」ということを示せれば良いです。

まともな人だと認めてもらう方法
  • 清潔感のある身だしなみをする
  • 適切な言葉遣いを心がける

相手は目上の人間ですので、個性を出そうとするよりも、無難な服装や言葉遣いをする方がよい可能性があります。

服装や言葉遣いが気になってしまうと、話の内容も頭に入らなくなり、不信感を持たれてしまいます。

せっかくの熱意も伝わらなければ意味がないので、まずは形から入りましょう。

清潔感のある身だしなみをする

反対された方に会う時は、清潔感のある身だしなみをしましょう(スーツを着る必要はないです)。

別に高い服を買う必要はありませんので、次のようなことを気にしておきましょう。

  • 奇抜なファッションではないか
  • 服は汚れていないか
  • 髪は整えられているか
  • ひげは伸びていないか

金髪やダボダボの服を着たにーちゃんが結婚相手として来たら、個人的にはちょっと引きます。。。

「人は見た目より中身」とは思いますが、中身をよく見てもらうためにも、見た目には気をつけましょう。

適切な言葉遣いを心がける

目上の方と話すときは、適切な言葉遣いを心がけましょう。

  • ため口になっていないか
  • 若者言葉を使っていないか
  • 適切な敬語を使えているか

私は30代ですが、若者言葉は本当に分かりません。。

若者からすると、「何が若者言葉なのか」っていうのは分かりにくいかと思いますので、「若者言葉を使わない」というよりは、できるだけフォーマルな言葉を使うことを意識すると良いと思います。

敬語については、適切に使えるのがベストですが、多少間違っていても「敬語を話そうと頑張っている気持ち」は伝わりますので、恐れずに使いましょう。

どうやっても結婚を反対される場合の手段

ここまでにご説明させていただいた対策をしても結婚を認めてもらえなかった場合のことを考えてみます。

その場合にとれる手段としては、次のようなものがあります。

  • 反対を無視して結婚する
  • 認められるまで粘る
  • 結婚を諦める

どれもしんどいので、認めてもらえることを祈りたいですね。。。

反対を無視して結婚する

1つ目の方法は、親の反対を無視して結婚する、という方法です。

実は私は、この方法をとりました。

自分の親に結婚を反対されたときの話

私は妻の両親には即OKされたのですが、ちょっと事情があり私の親父に反対されました。

しかし、そのまま強引に結婚の準備を進めました。
(両親顔合わせの私の父親枠として弟が出席するなど(笑)、かなり無茶をしました)。

このまま認めてもらえないのだろうかと心配していましたが、結婚式までの間には親父の誤解も解け、結婚式では思い出に残る最高のスピーチで会場を沸かせてくれました。

強硬策に出たのですが、結局は認められて、現在も良好な関係を続けれています。

皆が私と同じように上手くいくとは限らないので、お勧めはできない方法ではありますが、本当に結婚したくて覚悟もあるのなら、強硬策を取ることもありかと思います。

反対を無視して結婚するのをおすすめしない理由

私は結果的に上手くいきましたが、両親の反対を無視して結婚するのは、おすすめしません。

結婚後に子育てしていくことを考えると、両家の両親と仲が良い方が絶対に楽だからです。

子どもの面倒を見るのを手伝ってもらったり、子どものランドセルを買ってもらったりと、仲が良ければ色々なことをしてもらえます。

子育てを金銭的にも労力的にも楽にすることができますので、両親とは良好な関係を築きたいですね。

結婚を認められるまで粘る

2つ目の方法は、結婚を認められるまで粘る、という方法です。

粘り強く交渉していけば、もしかしたら相手の気持ちも変わるかもしれません。

しかし、気持ちが変わらない可能性ももちろんあるので、粘るにしても期限を切って行いたいですね。

結婚を諦める

誠心誠意尽くしても結婚を認めてもらえず、反対を無視して結婚することも無理な場合は、その人との結婚を諦めるのも検討せねばなりません。

正直にいうと、結婚は早い方が得です。

頑固な親やそれを無視できないパートナーに過度に付き合って消耗するのは、もったいないです。

辛い決断になりますが、たった一度の人生を充実させるためにも、この選択肢も頭に入れておきましょう。

まとめ

年収を理由に親に結婚を反対されたときの対策方法をご紹介しました。

ご紹介させていただいた方法で絶対に上手くいくとは限りませんが、一度反対されたからといって、諦めるのはもったいないです。

記事の内容を参考に、ぜひトライしてみてくださいね。