「自炊はしてるけど、給料が少ないから食費がきつい。。。もっと食費を節約できる方法はないかな…?」
このような悩みにお答えします。
給料が少ないと食費の負担がきついですよね。。。
私も手取り15万円台で4人家族のため、”自炊”や”安いスーパーで食料を買う”などの一般的な節約方法は実践していますが、それでも食費の負担が非常に大きいです。
そこで、私は劇的に食費を下げる秘策として、16時間断食を実践しています。
16時間断食をすると、朝昼晩1日3食食べた場合に比べて食事の回数を減らすことができるので、その分食費を減らすことができます。
16時間と言いつつ昼食もほぼ食べていない(手作りおにぎり1個:40円)ので、食費を半分以下に減らせています。
ただ、「食費を減らせると言っても断食は不安。嫌だな。。。」と思われますよね。
この記事では、16時間断食の効果や注意すべき点などについて書きますので、「自分にもできそうだ」と思ったら挑戦してみてくださいね。
16時間断食とは?
16時間断食とは、「1日24時間の内16時間は何も食べず、残り8時間で自由に食事をする」という断食方法です。
“16時間”というとすごく長そうに見えますが、睡眠時間を含めて16時間なので、意外と簡単にできます。
「晩ごはんを20時に食べたら、次はその16時間後(10時以降)に食べましょう」という感じです。
普通に3食食べていた人は、「朝食を抜く」と考えてもらっても良いかと思います。
私もきっちり16時間などは測っておらず、「晩ごはんのあとは何も食べずに朝食を食べない食事ルーティン」のように実践しています。
断食って危なくないの?
朝食を食べない程度の”なんちゃって断食”ですので、危険はないと思います。
ただ、体に不調が現れたら、すぐに中止して栄養を取ってくださいね。
なぜ断食すると食費を節約できるの?
朝食を食べないと、朝食にかけていた費用が0円になりますので、その分の食費が節約できます。
ふりかけご飯とみそ汁、焼き魚にヨーグルト、みたいな漫画に出てきそうな朝食は1食300円くらいはしますので、その分の費用を減らすことができます。
300円というと小さく感じますが、30日だと9,000円となりますので、手取りが少ない私にとっては馬鹿にならない金額です。
外食中心で1食の単価が高い人の方が、断食での節約効果は大きくなります。
一方で、「朝食を抜くとそれ以外で食べ過ぎるから良くない」という指摘もあります。
実は、私は毎年の健康診断でこの指摘をされています(笑)。
もしその通りなら、朝食を抜くことで食費も増えるし太ってしまうのですが、普通に考えて一食で二食分食べるのは無理です。
実際に私は高校生くらいの時から体系をキープしていますし、健康診断の数値も全て良好です。
私の断食方法
私の平日の断食方法をご紹介します。
表のような食事をしており、18時から翌12時までは何も食べていないので、18時間程度の断食をしています。
食事 | 時間帯 | 食事内容 | 値段 |
---|---|---|---|
朝食 | ー | なし | 0円 |
昼食 | 12時台 | 梅干しおにぎり1個(手作り) | 40円 |
おやつ | 15時台 | なし | 0円 |
夕食 | 18時台 | 妻の手料理 | 500円 |
昼食も梅干しおにぎり1個しか食べていないです(笑)。
夕食は好きなだけ食べていますが、妻の手料理ですので、メニューによりますがだいたい500円前後の材料費です。
つまり1日当たりの食費は500円程度です。
夕食以外をほぼ食べないことによって、食費を大幅に抑えることに成功しています。
(休日には家族とのコミュニケーションも兼ねて、昼食とおやつも普通に食べています。)
食費節約だけではない!断食のその他の効果
食費の節約以外の断食の効果は、3つあります。
食費の節約以外の断食の効果
- 自由な時間が増える
- 集中力が増して生産性が上がる
- 健康になれる
「本当はごはんを食べたいのに節約のため頑張って断食をしている」という状態だと、惨めな気持ちになって長く続けるのは難しいですよね。
食費節約以外の断食のメリットを理解して、進んで断食を取り入れることを目指しましょう。
自由な時間が増える
ごはんを食べるためには、料理を作ったり片づけたり、お店に行ったりしなくてはなりません。
断食を実施すると、食事の回数を減らせるため、その”時間や労力”を節約できます。
その分、趣味や副業に使える時間が増えます!
私は朝食を食べないので、朝は仕事前ギリギリまでスプラトゥーンをしていますし、昼はおにぎりを5分で食べて職場の近くの本屋で読書をできています。
集中力が増して生産性が上がる
食後に眠くなって集中力が落ちる経験をしたことはありませんか?
食後は、食べたものを消化するために内臓に血液が集まるため、脳の血流が不足して眠くなったり集中力が落ちたりしやすいのです。
断食をすると、消化に血液を集める必要がなくなり、脳に十分な血液が流れるようになるため、集中力が増します。
自由な時間が増えて集中力も増すので、仕事だけでなく、趣味や副業においても良い効果が期待できます。
健康になれる
16時間断食には、様々な健康効果があると言われています。
私が実感している健康効果をご紹介します。
虫歯になりにくくなる
歯は食事をする度に溶けています。
食事で糖分を接種すると、口内にいる虫歯菌(ミュータンス菌など)が糖を分解して酸を出します。
この酸により歯が溶けて穴が開いてしまい虫歯になるのです。
また、酸っぱい食べ物や飲み物を接種することでも歯が溶けます。
この酸から歯を守ってくれるのが唾液です。
唾液が酸を中和してくれるのですが、食事の頻度が多かったり、水分補給としてジュースを飲んでいると、中和が追いつかず歯が少しずつ溶けていきます。
断食をすると、口内が酸性になる時間を減らすことができるため、歯が溶けるのを抑制して、虫歯になりにくくなります。
飲み物としてジュースや糖の入った飲料を常用すると口内が常時酸性になるので、歯にとって最悪です。虫歯のリスクは上がるし飲料代もかかりますので、飲み物は水かお茶にしましょう。
私は30代半ばで毎年歯医者に検診に行っていますが、断食のおかげもあり、虫歯ができたことは一度もありません。
肥満予防の効果がある
断食をすると摂取カロリーが減少するので、太りにくくなります。
これは分かりやすいですね。
「朝食を食べないとそれ以外で食べすぎるから太る」とか言う人がいますが、1食で2食分食べるのはかなり難しいです。
病気になりにくくなる
断食をするとオートファジーが活性化して、病気になりにくくなります。
オートファジーが活性化する時間がおよそ食後16時間と言われており、16時間断食を実行することで、オートファジーを活性化して病気になりにくくする効果があると言われています。
この効果かは分かりませんが、私は風邪も年1~2回程度しかひきません。
断食をする上での注意点
断食をするときに注意すべきことは4つあります。
子どもや妊娠中の方などはやめた方がよい
まず子どもや妊娠中の方など、栄養が多く必要な人はやめた方がよいです。
子どもは大人より代謝が活発で、成長するために多くのエネルギーが必要です。
みみっちい食費の節約効果よりも栄養を取ることの方が優先です。
私の家でも妻と子どもは普通に3食の食事をしています。
無理せず様子を見ながら始める
これまで3食食べていた人が、いきなり1日1食の断食をするのは、かなりきついです。
- 朝食を食べる時間を遅くする
- 朝食を食べるのをやめる
- 昼食も減らしていく
のようなステップに分け、様子を見ながら少しずつ進めていくようにしましょう。
脱水にならないようにする
断食しているときは、脱水にならないように注意しましょう。
断食をしていると、水分や塩分が不足して脱水症状が出てくる可能性があります(私も体験しました)。
もし、脱水症状(頭痛や吐き気、体温が高いなど)が出てきたら、すぐに水分や塩分を補給するようにしましょう。
水分だけとっていてもダメです!塩分も必要です!
汗などによって塩分も排出されていますので、塩分を取らずに水分ばかり取ると、かえって脱水が悪化します。
血液中の塩分濃度を保つために排尿が増え、排尿によって塩分も排出され、さらに塩分が不足する、、、というような悪循環になります。
無理な断食をして脱水になった体験談
私は”1日1食断食”に挑戦したことがありましたが、断食20時間を超えたくらいから、強烈な頭痛と吐き気の症状が出てきました。
“塩分不足による脱水状態”だったため、コンビニで塩気のあるおにぎりを一つ買って食べると、症状が改善しました。
食費を抑えるために断食をしたのに、病気になって医療費がかかってしまっては意味がないので、現在は昼食で梅干しおにぎり1個は必ず食べるようにしています。
筋トレをして基礎代謝を保つようにする
断食をすると、筋肉量が落ちる可能性があるという指摘があります。
筋肉量が落ちると日常生活に不具合が出たり、基礎代謝が落ちて太りやすくなったりする恐れがあります。
断食と筋トレをセットで習慣化することで、食費の節約と筋力の維持を両立するようにしましょう。
私は週に1回程度、腕立て伏せやスクワット、レッグレイズなどの自重筋トレをしていますが、断食していても少しずつ筋肉量は増えていっています。
たぶん、筋肉量が減少するような断食は、24時間以上何も食べないような、もっと過激な断食かと思いますが、適度な筋トレは健康にも良いのでやってみて損はありません。
まとめ
食費を劇的に減らす方法として、断食をご紹介しました。
断食には食費を減らす以外にも、仕事や趣味、健康にもプラスの影響があります。
健康のメリットは医療費の節約にもつながりますので、家計の大きな助けになります。
一方で注意点もありますので、注意点の対策をしっかり行った上で、自分のペースで無理なく断食を続けていくのがお勧めです。
断食をうまく習慣化して、お金を増やしていきましょう!