食費にお金がかかりすぎて全然貯金できない。。。

このような悩みにお答えします。

食費ってお金がかかりますよね。

私は大学3回生の時、毎月10万円(仕送り+奨学金)しかお金がなかったにも関わらず、毎日昼も夜も外食をしていました。

その時はお金は毎月カツカツで、月末になるとご飯に醤油をかけて食べていたり、家賃を滞納したりすることもありました。

それが今では、手取り15万円の収入しかないのに、家族4人を満足に食べさせていけています。

「月末でお金がないー」なんてこともなく、月1回程度は外食もできています。

この違いは何かというと「食費の節約方法」を実践しているかどうかの差です。

食費の節約方法4選
  • 食費の予算を決める
  • 自炊をする
  • ふるさと納税をする
  • 食事の回数を減らす

食費を抑えることができると、給料が少なくても生活できるようになるので、人生が少しイージーモードになりお金もためやすくなりますよ。

もしや家の食費の節約術の効果

まず、もしや家(4人家族)の食費の節約術はどれくらい節約できているのか、をご覧ください。

総務省の「家計調査年報(2022年)」によると、令和4年度における4人家族の1ヶ月あたりの平均的な食費は、約8.8万円とのことです。

もしや家の毎月の食費は4万円以内となっているため、毎月48,000円ほど節約できていることになります。

88,000円 ー 40,000円 = 48,000円

平均の半額以下まで節約できていますね。

子どもがまだ小さいので、大きくなったらもっと上がってくるとは思いますが、平均よりは節約できていそうですね。

以降で、具体的な節約方法をご紹介させていただきます。

食費の節約方法①_食費の予算を決める

食費の節約方法1つ目は、食費の予算を決めることです。

以降で「自炊をする」などの食費の節約方法も説明しますが、食費の予算内であるのなら、別にしなくても大丈夫です。

食費の予算の決め方

食費の予算の決め方は、次の2つのやり方があります。

食費の予算の決め方
  • 家計簿をつけて予算を決める
  • 適当に予算を割り当てる

家計簿をつけて予算を割り当てるのが理想ですが、自分の肌感覚で適当に予算を割り当てても問題ありません。

予算は随時修正すれば大丈夫です。

完璧主義に陥って何も始めないのが一番よくないので、「今月の食費は4万円」とか適当に予算を決めて初めてみましょう。

食費の予算を決めるときのポイント

食費の予算を決めるときのポイントは、次の2点です。

食費の予算を決めるポイント
  • 最初は無理のない金額に設定する
  • 毎月家計が黒字になるような数字にする(できれば)

それぞれご説明させていただきますね。

最初は無理のない金額に設定する

まず、最初は無理のない金額に設定しましょう。

食費の予算をつけて生活して余裕があれば随時予算を減らせばよいので、嫌にならないように、最初は余裕を持った予算にしておけば良いと思います。

(できれば)毎月家計が黒字になるような数字にする

できれば、毎月家計が黒字になることを目指して、食費の予算を設定しましょう。

ただ、食費の節約だけで節約できる金額には限界があるので、他の節約方法と併用して家計の黒字化を目指す方がよいです。

食費の予算の管理方法

食費の予算を設定しても、それを守らないと意味がありませんよね。

食費の予算を守るために、私はクレジットカードやスマホ決済で買い物をするようにしています。

利用履歴が残るのであとから振り返りが可能なので、予算の執行および検証に非常に便利だからです。

もしやの食費の予算の運用方法

私は食費単体で予算を立てることはせず、変動費(食費・被服費・美容費・交通費・趣味娯楽費など)を1括りにして予算を立てています。

そのため、食費関係の支払いは変動費用のクレジットカードで決済する運用をしています。

私はおおざっぱなので、変動費に個別に予算を作るのは面倒なのです。。。

家計を健全にコントロールするのが目的なので、細かいところにこだわりすぎなくて大丈夫です。

食費の節約方法②_自炊をする

食費の節約方法2つ目は、まずは自炊することです。

飲食店の料理や市販のお弁当は割高ですので、外食や中食が中心の人は、毎日自炊するようにするだけでも、食費を半分以下にできるのではないかと思います。

自炊することで、自分の好みの味付けにできたり、店では食べられないような量を食べたりできるというメリットもあります(私はけっこう大食いで、店の量では満足できないこともあるんです。。)。

自炊をまだされていない人は、簡単なものからで良いので、自炊することから始めてみましょう。

最初は、ごはんとみそ汁とかでよいのです。

自炊を無理なく続けるコツについては、以下の記事をご覧ください。

自炊の費用をさらに減らす方法

給料が少ない人でしたら、すでに自炊をしている方も多いかと思います。

ここからは、自炊の費用をさらに減らす方法を4つご紹介します。

自炊の費用をさらに減らす方法
  • 食材は安いお店で買う
  • 高い食材は極力買わない
  • まとめ買いをする
  • 1週間の献立を決めてから買い物をする

食材は安いお店で買う

まず、自炊に使う食材は安いスーパーで買うようにしましょう。

「1円でも安いスーパーで買い物する主婦」をバカにするような人もいますが、スーパーによる金額差はかなり大きいです。

Aスーパーではキャベツ1玉158円なのに、Bスーバーでは108円みたいなことが割とよくあります。

1回の買い物の値段の違いは、たった50円しかないかもしれませんが、回数を重ねると大きい差になります。

値段の差100回の違い(1年)1,000回の違い(10年)
20円2,000円20,000円
50円5,000円50,000円

「1年でたった5,000円じゃん」と思われるかもしれまんが、実際はスーパーでキャベツ1玉だけ買い続けるなんてことはないですよね。肉や玉ねぎ、にんじんなども買いますよね。

他の野菜や肉などの購入先も一番安いところにすることで、もっと大きな金額を節約できます。

地元の安いスーパーを調査して、できるだけ安く食材を買うようにしましょう。

高い食材は極力買わない

食材によって、同じグラム数でも値段は全然違いますので、グラム単価が高い食材は極力避けるようにしましょう。

もしや家では、牛肉やマグロ、イクラなどのグラム単価が高い食材は、普段は買わないようにしています。

下の表のように、レシピをより安い食材に読み替えて使っています。

レシピもしや家のレシピ
カレーの牛ブロック肉 500g鳥のササミ 200g
麻婆豆腐の豚ミンチ 500g鳥の胸ミンチ 200g

食材の単価だけでなく、量まで減ってますね(笑)

おいしく食べられれば何でも良いのです(笑)

このようなレシピの読み替えによって、通常の自炊レシピよりも、さらに大きく節約しています。

まとめ買いをする

食材のまとめ買いをすることで、無駄な買い物が減り、食費を下げることができます。

私は自炊初心者の時は、毎日買い物に行っていました。

そうすると、トッポやポッキーやらチョコパイやら、買わなくても困らないものを毎回買ってしまうんですよね(笑)

「自炊で節約してるからたまには贅沢してもいいよねー」と、つい買ってしまうんです。

買い物に行く回数が多いと、このように余分な買い物をしてしまいがちになりますので、まとめ買いをするようにしましょう。

まとめ買いをした肉などは、腐らないように冷凍庫を上手に活用しましょう。

1週間の献立を決めてから買い物をする

1週間の献立を決めてから買い物をすることで、食材を無駄なく計画的に使うことができるため、食費を減らすことができます。

例えば表のような感じです。

日付メニュー材料
4/1しょうが焼き豚バラ肉 1/2パック
玉ねぎ 1/2個
キャベツ 1/4個
4/2~3お好み焼き豚バラ肉 1/2パック
キャベツ 1/2個
4/4ハンバーグ合いびき肉 1パック
玉ねぎ 1/2個
4/5餃子豚ひき肉 1/2パック
キャベツ 1/4個
ネギ 1/2本
4/6麻婆豆腐豚ひき肉 1/2パック
ネギ 1/2本
4/7あるもの

献立を立てることによって「どの料理に何をどれだけ使うか?」が明確になっていますね。

これにより無駄な買い物が発生しなくなるため、食費を節約することができるのです。

私はめんどくさがりなので、普段からここまでしっかりと献立を決めてやっている訳ではありませんが、婚約指輪の購入資金を貯めるなど本気で節約したいときは徹底的に献立を立てていました。

すごく効果があるので、ぜひやってみてくださいね。

食費の節約方法③_ふるさと納税をする

ふるさと納税をすることで、食費を節約することができます。

ふるさと納税とは?

ふるさと納税とは、好きな自治体(自分の故郷ではなくても可能)に、寄付できる制度です。

寄付をするためには自己負担2,000円を支払う必要がありますが、寄付した分の金額は、税金から免除されたり返金されます(収入によって寄付できる上限額は決まっています)。

会社員などで源泉徴収によってすでに納税していた場合は、ふるさと納税で寄付した分が返金されます。

でも、寄付した金額が戻ってくるだけでは、得はしないのでは・・・?

手続きの労力と自己負担2,000円の分だけ損をするのでは・・・?

なぜふるさと納税で食費の節約になるの?

ふるさと納税が食費の節約になる理由は、ふるさと納税には返礼品があるからです。

返礼品で食料をもらえるようにすれば、食費を節約できるのです。

私のふるさと納税での節約効果

私は2022年のふるさと納税では、返礼品がお米の自治体を中心に、合計43,000円ほど寄付しました。

その結果、返礼品としてお米を合計70kgいただきました!

実質負担2,000円で70kgはめちゃくちゃお得ですね!

お米10kgで3,000円程度はしますので、70㎏のお米は本来21,000円かかりますが2,000円で買えた(19,000円得をした)、ということです。

おかげで2023年は6月までお米は一度も買わずに済みました。

郵送で送られてくるので、重いお米を買いに行かなくても良いのも嬉しいです。

ふるさと納税をまだされたことが無い人は、ぜひ実施してみてくださいね。

食費の節約方法④_食事の回数を減らす

食事の回数を減らすと食費を減らすことができます。

私は朝食は食べず、昼と夜の2食しか食べていません(家族は3食食べています)。

平日の昼は、手作りおにぎり1個(40円程度)しか食べていません。

朝食と昼食の分の食費が40円のため、1日3食食べている人より食費を大きく減らせるのです。

よく人から健康面を心配されますが、健康診断の結果を見る限り健康なようです。

食事の回数を減らすことの嬉しい効果

食事の回数を減らすことには、食費を節約する以外にも、次のような嬉しい効果があります。

食事の回数を減らすことの効果
  • 自炊をしない人でも食費を節約できる
  • 食べたり準備するのに使う時間が減り自由な時間が増える

メリットや注意点など、詳しくは以下の記事で紹介しています。

まとめ

食費を節約する方法として、以下をご紹介させていただきました。

食費の節約方法4選
  • 食費の予算を決める
  • 自炊をする
  • ふるさと納税をする
  • 食事の回数を減らす

どれも少しの努力でできることですが、大きな効果があります。

食費を上手くコントロールすることで、自由なお金や時間を増やすことができますので、できるところからやってみてくださいね。

また、せっかく食費の節約をして生み出したお金を、浪費してしまっては意味がありません。

節約して生み出したお金を確実に貯める仕組みづくりを、食費の節約と一緒に進めていきましょう。