「節約でお金を貯めたいけど、めんどくさいな。。。楽して大きな金額を節約できる方法はないかな。」

このような悩みにお答えします。

節約のノウハウって色々ありますが、正直めんどくさくないですか?

私は怠け者なので、「あれもやれ。これもやれ。」みたいに言われると、すぐにやる気を失ってしまいます(笑)。

そこで、「この5つだけやれば100万円の節約も可能」という、簡単かつ効果の大きい節約術を5つを選びました。

年100万円を節約するおすすめ節約術5選
  1. 通信費の節約【格安SIM・通信量削減】毎月4,000円節約
  2. 車代の節約【車は買わない】毎月30,000円節約
  3. 住居費の節約【安い賃貸・中古マンション購入】毎月30,000円節約
  4. 食費の節約【自炊・プチ断食】毎月20,000円節約
  5. 被服費の節約【服は買わない・レンタル服】毎月4,000円節約

※節約金額の目安は、1人当たりの金額。条件により金額は変わります。

全てやれば毎月9万円(年間100万円以上!)くらい節約できる可能性があります。

毎月9万円のインパクトはすごくて、30年間続けると3,240万円も節約することができます。全部貯金すれば、老後資金2,000万円を余裕で用意することができますね。

しかも、「自炊をする」以外の節約方法は、一度始めたあとはほぼ手間がかかりません。

このような「継続する手間がかからない節約方法」を積み上げていくことで、楽して大きな金額を節約することができるようになります。

できる節約方法から取り組んで、家計を改善させていきましょう。

おすすめ節約術を選んだ際のポイント

年100万円を節約するおすすめ節約術5選を選んだ際のポイントは、次の3つです。

節約術5選を選んだ際のポイント
  • 節約できる金額が大きいか
  • 簡単に始めることができるか
  • 簡単に続けることができるか

    以降で詳しくご説明させていただきます。

    節約できる金額が大きいか

    まず第一に、節約できる金額が大きいことを重視しました。

    手間をかけて節約しても、「節約効果は1ヶ月で10円です」とか言われるとやる気が出ないですよね。

    数千円〜数万円は節約できる方法を選びました。

    簡単に始めることができるか

    次に、簡単に始めることができるか、ということも考慮しました。

    「土地を買って太陽光発電所を作って電気代を節約します」とか言われても、一般人からしたら「いや無理…」となるかと思います。

    普通のサラリーマンや大学生でも簡単に始めることができる方法としました。

    簡単に続けることができるか

    簡単に続けることができることも考慮しました。

    「食費の節約のために、食事は3日に1回にして、それ以外は水だけで生活しましょう」と言われても、「いや無理…わいナメック星人やない」と思いますよね。

    そこまで行かなくても、コンセントのプラグを毎回抜く、とかもめちゃくちゃ面倒ですよね。

    続けることの手間や苦痛が少ない節約術を選びました。

    年100万円を節約するおすすめ節約術5選

    年100万円を節約するおすすめ節約術5選をご紹介させていただきます。

    節約方法節約金額
    スマホ代の節約・格安SIMを契約する
    ・データ通信量を抑える
    毎月4,000円節約
    (年48,000円)
    車代の節約・車は買わない
    ・必要なときはタクシー
    毎月30,000円節約
    (年360,000円)
    住居費の節約・安い賃貸に住む
    ・中古マンションを買う
    毎月30,000円節約
    (年360,000円)
    食費の節約・自炊をする
    ・無駄なものは買わない
    ・プチ断食をする
    毎月20,000円節約
    (年240,000円)
    被服費の節約・服を極力買わない
    ・安く服を買う
    ・レンタル服を活用する
    毎月4,000円節約
    (年48,000円)
    合計全部やる毎月88,000円節約
    (年1,056,000円)

    全て節約効果が大きくて、全部やれば年間100万円以上の節約をできる可能性があります。

    それでいて、手間も小さいので楽に続けることができますよ。

    スマホ代の節約

    スマホは生活に欠かせないツールですが、スマホを利用するためには毎月通信利用料が必要ですよね。

    この通信利用料を節約することで、最大で年間75,000円ほど節約できる可能性があります。
    (ドコモから楽天モバイルに契約変更した場合)

    回線キャリア(プラン)月額年額
    ドコモ(ギガを使った分に応じて支払えるプラン)4,565円~7,315円
    (1ギガまで~ギガ無制限)
    54,780円~87,780円
    楽天モバイル
    (Rakuten最強プラン)
    1,078円~3,278円
    (3ギガまで~ギガ無制限)
    12,936円~39,336円
    差額1,287円~6,237円15,444円~74,844円

    もしや家は、私と妻どちらもドコモから楽天モバイルに変更し、年間11万円の節約に成功しました。

    スマホ代の節約の方法

    スマホ代の節約方法は、以下の2つです。

    • 格安SIMを契約する
    • スマホのデータ通信量を抑える

    格安SIMを契約して、最低料金になるように通信量を抑えるだけです。

    最低料金で何ギガまで利用できるかは、回線事業者によって異なります(楽天モバイルの場合は3ギガまで最低料金)。

    通信量を抑えるのは、出先で動画などを見なければ、簡単に達成することができます。

    どの格安SIMが良いか迷われる場合は、「おすすめの格安SIM3選(準備中)」の記事で詳細をご覧ください。

    スマホ代の節約のメリット

    スマホ代の節約のメリットは、非常に楽して節約できることです。

    一度回線変更の契約をしたあとは、特に何もすることがありません。強いて言えば、通信量がオーバーしないように管理することは必要ですが。

    それだけで、大手キャリアより年間で75,000円ほど節約できるなら、非常に美味しいですよね。

    スマホ代の節約のデメリット

    スマホ代節約のデメリットは、回線の品質が落ちることです。

    格安SIMは、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)に比べると回線の品質が落ちるため、電波が繋がりにくくなったり、通信に時間がかかる場合があります。

    ただ、楽天モバイルユーザーの私としては、これはほぼ気になりません。

    楽天モバイルでauの回線を利用することができるので、大阪の地下や建物内でも問題なく利用できています。

    楽天モバイルに関しては、個人的にはそれほどデメリットに感じていないです(他の格安SIMは試したことがありませんが)。

    スマホ代の節約をおすすめする人

    スマホ代の節約は、次のような方におすすめです。

    • 大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)をご利用の方
    • ご家族が多く契約回線数が多い方

    まず、大手キャリアをご利用の方は、大きく値段を下げることができるのでおすすめです。

    また、スマホは家族皆持つので、家族が多いのに大手キャリアで契約すると料金も大きくなってしまいます。

    家族全員格安SIMにして、さらに通信量も抑えるよう家族に徹底してもらい、スマホ代を節約しましょう。

    車代の節約

    車はあると便利なものですし、ある種のステータスにもなりますが、とてもお金がかかります。

    車種にもよりますが、購入で平均170万円程度はかかり、その上維持費もかかります。

    維持費(税金・保険料・メンテナンス費用・ガソリン代・駐車場代など)は意外と高くて、軽自動車でも毎月30,000円以上(※)はかかります(車種によってもっと高くなります)。
    常陽銀行のHPより

    車をローンで購入した場合は、ローンの返済と維持費の支払いをせねばなりません。。。

    家計を大きく圧迫してしまいますので、ぜひ節約しましょう。

    車代の節約の方法

    車代節約の方法は、車を持たないことです(笑)。

    車を所有しているだけで維持費もかかるので、もし持っている方は、売却することで売却益と節約の恩恵を受けることができます。

    車代の節約のメリット

    車代の節約のメリットは、大きな金額を節約できることです。

    車を持たないだけで、毎月の維持費3万円以上を節約できるのです。

    これがどれくらい大きいかと言うと、1年で36万円、10年で360万円。。。25~75歳までの50年間車を所有すると仮定すると、1,800万円を車の維持費につぎ込むことになります。

    中古マンションを買えちゃうくらいの金額ですね。。。

    さらにこれとは別に、車の購入費もかかるので恐ろしい。。。

    お金以外のメリットでは、車がなければ歩いたり自転車に乗ったりするので、運動不足にもなりにくくなります。

    車代の節約のデメリット

    車代の節約のデメリットは、車に乗れないため、次のようなときに不便です。

    • スーパーで大量に購入するとき
    • 家族で移動するとき
    • 体が不自由(けが・妊婦)で移動するとき

    ただ、スーパーや家族での移動は、基本的に自転車で大丈夫ですし、けがや妊娠中はタクシーを使えばよいです。

    「タクシーは高い」とイメージされる方も多いかもしれませんが、使う機会は少ないので、車を所有するよりもはるかに低コストです。

    GO《ゴー》」というタクシーを呼べるアプリを使えば、スマホで簡単にタクシーを呼べますよ。

    車代の節約をおすすめする人

    車代の節約をおすすめするのは、次のような人です。

    • 車に乗る頻度が少ない人(タクシーでOK)
    • 公共交通機関が発達している地域の人

    基本的に、バスや電車などの公共交通機関が発達している地域の方は、車が無くてもそれほど不便になりません。

    公共交通機関を使うようにするだけで、毎月3万円以上節約できる見込みがあるのですから、車を所有するのはやめましょう。

    一方、田舎で車がないと生活が成り立たないような地域の方は、車を持つべきと思います。

    引っ越し費用の節約方法を実施すれば、引っ越し費用はかなり安く抑えることができるので、交通が便利なところに引っ越すのもありかもしれません。

    住居費の節約

    住居は生活するために絶対に必要で、しかも大きい金額がかかりますので、その分節約の効果も大きいです。

    地域や築年数などの条件により住居費の金額は大きく変わってきますが、意識して節約すれば、毎月数万円以上の金額を節約できる可能性があります。

    住居費の節約の方法

    住居費の節約方法としては、次の3つの方法があります。

    • 実家に住む(節約度は最強だけど、、、)
    • 安い賃貸住宅に住む(安いので質は落ちる、、、)
    • 中古マンションを買ってリフォームして住む(安さときれいさの両立)

    節約できる金額は上から順に下がっていきますが、生活満足度は下の方が高くなります。

    中古マンションをリフォームして住んでいますが、築浅の賃貸マンションよりも毎月5万円以上節約できています。

    築30年を超えていますが、リフォームしているため内装は新築同様にきれいで快適です♪

    住居費の節約のメリット

    住居費の節約のメリットは、次の2つです。

    • 継続するのに手間がかからないこと
    • 毎月大きい金額を節約できること

    一度住み始めたら、あとは住み続けるだけなので、特に手間はかかりません。

    それでいて、毎月数万円ほど大きな金額を節約することが可能です。

    住居費の節約のデメリット

    住居費の節約のデメリットは、次の通りです。

    • 新築のようなきれいな家には住めない
    • 新築一戸建てのようなこだわりの家には住めない

    中古の家に住むことが基本になるため、どうしても新築一戸建てに比べると、住環境は落ちてしまいますね。

    しかし、中古マンションをリフォームする方法を取れば、価格の安さと新築同等の内装を実現できます。

    私は、中古マンションを購入してリフォームすることで、

    • ピカピカの床
    • 妻こだわりのおしゃれな内装
    • 最新のカウンター型システムキッチン

    を有する3LDKマンションに、住居費たったの8万3千円(ローン・マンション管理費・固定資産税込み)で住めています。

    正直、こんなに安く、きれいな家を買えて驚いています。

    住居費の節約をおすすめする人

    住居費の節約をおすすめする人は、次のような人です。

    • 引っ越しの予定がある人
    • 家賃の高い賃貸マンションに住んでいる人

    転勤や結婚などで、これから引っ越しをする予定がある人は、住居費の節約をする絶好の機会です。

    引っ越しの予定がなくても、家賃の高い賃貸マンションに住んでいる人は、お金を無駄にしてる可能性があるので、節約を検討されても良いかもしれませんね。

    引越し費用の節約方法を実施すれば、引っ越しにそれほどお金はかからないので、引っ越しする予定がない方も住居費の節約を検討されてみてはいかがでしょうか。

    食費の節約

    食費は生きていくために絶対かかる費用ですが、節約をするかしないかで、大きく金額が変わってきます。

    総務省が2021年2月に公開した「家計調査 / 家計収支編 単身世帯 詳細結果表」によれば、2020年10月から12月期の単身世帯における1ヶ月の食費の平均額は3万9300円とのことですが、少し高すぎますね。

    もしや家4人家族ですが、月の食費は4万円以内(外食・酒・お菓子込み)です。

    上手く節約すれば、平均より毎月数万円は節約できそうですね。

    食費の節約の方法

    食費の節約方法としては、次のような方法があります。

    • 自炊をする
    • 無駄なものは買わない
    • ふるさと納税をする
    • プチ断食をする

    外食の頻度を減らして、自炊をして無駄なものを買わないようにすれば、食費は下がります。

    また、無駄なもの(酒、飲み物、お菓子など)を買いすぎると食費が増大してしまうので、買いすぎないようにしましょう。

    うちも子どものお菓子代がかなりかかっていますが。。。

    食費は食べなければかからないので、プチ断食をすることで食費を減らす裏ワザもあります。

    食費の節約のメリット

    食費の節約のメリットは、次のようなものがあります。

    • 大きい金額を節約できる
    • 料理のスキルが身に付く
    • 好みの味付けができる

    お金を節約できる以外にもメリットがありますね。

    料理のスキルは、結婚や同棲をする際に非常に重宝するので、自炊を楽しみながら身につけましょう。

    食費の節約のデメリット

    食費の節約のデメリットは、どうしても手間がかかることです。

    自炊をするためには、①食材を買いにいく、②料理をする、③後片付けをする、の3つの手間が発生します。

    できるだけ効率化して、手間を少なく、節約の恩恵を受けれるようにしたいですね。

    食費の節約をおすすめする人

    食費の節約は次のような人におすすめです。

    • 自炊をする時間を取れる人
    • 料理のスキルを身につけたい人

    さすがに、「毎日朝7時から夜12時まで働いてます」みたいな人は、自炊をするのは難しいと思います。

    しかし、大抵の人は工夫をすれば自炊をする時間を捻出できると思いますので、自炊を習慣化されてみてはいかがでしょうか。

    被服費の節約

    被服費とは、服や靴・帽子・傘などにかけるお金のことです。

    総務省の2019年全国家計構造調査によると、1ヶ月当たりの被服・履物の支出額(二人以上世帯)は平均で5019円とのことでした。

    年間で一人6万円程度ということで、それなりにお金がかかっていますね。

    被服費の節約の方法

    被服費の節約方法としては、次のようなものがあります。

    • できるだけ安く買う(セール、中古、安い店で買う)
    • 同じ服を長く着る
    • レンタル服を利用する

    基本はできるだけ安く買って、長く着ることかと思います。

    私はユニクロで買った服を10年とか平気で着ているので、被服費は年間でも1万円もいきません(主に仕事用のスーツや靴代)。

    服をレンタルできるサービスもあるので、上手く活用することで、被服費を下げつつおしゃれも楽しめるかもしれません。

    被服費の節約のメリット

    被服費の節約のメリットは、服にかけるお金と時間を節約できることです。

    服ってお金だけではなくて、選ぶのに時間もかかりがちですよね。

    服が少ないと、着る組み合わせが限定されますので、服を選ぶのにかける時間も節約でき、その分ゆったりと生活することができます。

    被服費の節約のデメリット

    被服費の節約のデメリットは、同じ服ばかり着ることになる、ことです。

    私のように、たまにしか人に会わない人は問題ありませんが、大学生などで同じ人とよく会う場合は、デメリットを感じるかもしれません。

    被服費の節約をしながら色んな服を着たい場合は、レンタルを活用するのがおすすめです。

    毎月数着の服をレンタルすることで、違う服を着つつ、購入するのに比べて被服費を下げることができます。

    被服費の節約をおすすめする人

    被服費の節約をおすすめするのは、次のような人です。

    • 彼女(彼氏)がすでにいる方
    • 結婚されている方
    • 営業など人前に出る仕事ではない方

    結婚相手や彼女(彼氏)がまだいない方が、私のように過激な被服費の節約に走ると、恋愛対象として見られずに悲しい思いをする可能性があります。

    また、営業などの人前に出る人も、お金を稼ぐためには身だしなみが大事です。

    被服費の節約よりもっと優先すべきことがある人の場合は、被服費にそれなりにお金をかけても仕方ないでしょう。

    まとめ

    年100万円を節約できるおすすめ節約術を5つご紹介させていただきました。

    節約方法節約金額
    スマホ代の節約・格安SIMを契約する
    ・データ通信量を抑える
    毎月4,000円節約
    (年48,000円)
    車代の節約・車は買わない
    ・必要なときはタクシー
    毎月30,000円節約
    (年360,000円)
    住居費の節約・安い賃貸に住む
    ・中古マンションを買う
    毎月30,000円節約
    (年360,000円)
    食費の節約・自炊をする
    ・無駄なものは買わない
    ・プチ断食をする
    毎月20,000円節約
    (年240,000円)
    被服費の節約・服を極力買わない
    ・安く服を買う
    ・レンタル服を活用する
    毎月4,000円節約
    (年48,000円)
    合計全部やる毎月88,000円節約
    (年1,056,000円)

    ※節約金額の目安は、1人当たりの金額。条件により金額は変わります。

    自炊以外は、日々の細かいことをしなくても良いのにも関わらず、大きな金額を節約できるのが魅力です。

    この5つを30年続けて貯金するだけで、老後資金2,000万円は余裕で貯金できるので、ぜひできるところから取り組んでみてくださいね。