頑張って自炊しているのに、食費が増えてしまった。。。
自炊で食費を節約するにはどうしたらよいのかな。。
このような疑問にお答えします。
私は大学生のときから16年間自炊を続けていますが、自炊によって平均の半額以下まで食費を節約できています。
もしや家(4人家族)の食費は毎月40,000円以内。
対して、4人家族の1ヶ月あたりの平均的な食費は約8.8万円(総務省の「家計調査年報(2022年))。
自炊を適切に行えば、1人暮らしでも複数人家族でも食費を大きく下げることができます。
この記事では、私が実践する自炊で食費を節約するための「4つのコツ」と「12のテクニック」をご紹介いたします。
食費を下げることで、生活や将来設計に余裕が生まれますので、ぜひマスターしてくださいね。
自炊で食費が増える3つの原因
自炊で食費が増えてしまう原因としては、大きく次の3つが考えられます。
それぞれの問題を解消して、自炊で節約できるようになりましょう。
買い物の仕方に問題がある
まず、買い物の仕方に問題があると、自炊にお金がかかりすぎてしまいます。
- 使いきれない量を買っている
- 無駄な買い物をしてしまう
- 高い食材を買ってしまう
食材を安く、適切な量だけ買うことが、自炊で節約するポイントです。
食材・料理の保存方法に問題がある
食材や料理の保存方法に問題があると、せっかく買ったものが無駄になり、食費が増える原因となります。
- 温度管理が不適切で腐らせてしまう
- 在庫管理が不適切で腐らせてしまう
- 冷凍庫を有効活用できていない
適切な保存を実施して、買った食材の全てを有効活用することで、自炊の費用を減らすことができます。
料理の作り方に問題がある
料理の作り方に問題があると、食費が増える原因となります。
私を含め、多くの人はレシピを参照して料理をすると思いますが、全ての料理をレシピ通りに作ると、自炊の費用が増えてしまいます。
レシピ通りに作ると、単価の高い肉類が多く必要になったり、無駄になる食材が出てくるためです。
料理のプロになることが目的ではないので、適度にレシピをアレンジして節約しましょう。
自炊で食費を節約する「4つのコツ」と「12のテクニック」
私が実践している自炊で食費を節約する方法をご紹介します。
少し多いですが、これらを全て行うことで、自炊の費用を大きく減らすことができますよ。
できるところから実践してみてくださいね。
食材をできるだけ安く仕入れる
自炊の食費を節約するコツ1つ目は、食材をできるだけ安く仕入れることです。
- 地元の一番安いスーパーで買う
- 高い商品はできるだけ買わない
- ふるさと納税を活用する
生鮮食品の値段は、時期やスーパーによって大きく変わります。
できるだけ安く仕入れるだけで、2割以上は食費を減らせるかもしれませんよ。
地元の一番安いスーパーで買う
食材の値段は、スーパーによって大きく変わります。
生鮮食品の値段のスーパーによる値段の差は大きく、平気で2倍くらいの値段差が出ますので、できるだけ安いスーパーで買い物するようにしましょう。
ご参考に、私の生活圏内にあるスーパーでは、ざっくり下表のような値段の傾向があります(主観ですが)。
スーパー | 肉 | 野菜 | 卵 |
---|---|---|---|
関西スーパー | 普通 | 普通 | 安い |
阪急OASIS | 高い | 高い | 高い |
サンディ | 安い | 安い | 安い |
業務スーパー | 安い | 安い | 安い |
イオン | 普通 | 普通 | 高い |
サンディは肉も野菜も卵も安く家からも近いので、基本的にサンディで買い物をしています。
「乾燥わかめはサンディは高いので関西スーパー」みたいな感じで、サンディを軸に何をどこで買うかを決めています。
そこまでしなくても良いですが(笑)、できるだけ安く仕入れるよう心がけましょう。
高い商品はできるだけ買わない
安いスーパーで買い物をしても、高い商品というのはあります。
牛肉やカニ・えびはいつも高いですし、野菜も時期によっては安値の2倍以上まで高くなることがありますよね。
そのような値段が高い商品はできるだけ買わずに、より値段が安い商品で代用することで、自炊の食費を大きく減らすことができます。
- 白菜やキャベツなどの葉物野菜が高いとき
根菜類やもやしで代用 - 大根や玉ねぎなどの根菜類が高いとき
もやしで代用
もやしは値段が安定していて、色んな料理に使いやすいので、最強ですね(笑)
高い商品は買わず、安い商品で代用するようにしましょう。
ふるさと納税を活用する
ふるさと納税の返礼品で食料品をもらえば、その分の食費を節約することができます。
私は2023年は、ふるさと納税でお米を合計70kgほどもらいました。
もしや家は、月にお米を15kgほど消費するので、5カ月弱くらいはふるさと納税のお米で生活できました。
ふるさと納税は、カニなどの贅沢品も魅力的ですが、お米などの必需品をもらうと大きく節約できますよ。
計画を立てて買い物をする
自炊の食費を節約するコツ2つ目は、計画を立てて買い物をすることです。
- 献立を立てて買うものを明確にする
- 買い物メモを作って無駄な買い物を減らす
- 食費の予算を立てて守る
計画を立てて買い物することで、無駄な支出を減らすことができますよ。
献立を立てて買うものを明確にする
献立を立てて買うべきものを決めることで、無駄な買い物が減り、自炊の食費を節約することができます。
もしや家の場合は、下表のように1週間分の晩ごはんの献立を決めて、まとめて買い物をするようにしています。
1月22日(月) | 皿うどん |
1月23日(火) | カレイのから揚げ |
1月24日(水) | 炊き込みごはん |
1月25日(木) | ササミの醤油焼き |
1月26日(金) | 餃子 |
1月27日(土) | しゃぶしゃぶ |
1月28日(日) | カモ鍋 |
献立を考えることで、買うものが明確になり無駄な買い物を減らせますよ。
慣れるまで少し面倒ですが、献立を考える習慣をつけましょう。
買い物メモを作って無駄な買い物を減らす
買い物に行く前に、買い物メモを作るのもおすすめです。
今週の献立と冷蔵庫の中身を見比べて、必要なものを買い物メモに書いておくことで、無駄なものを買ったり買い忘れたりを減らせます。
私は大雑把な性格なので、妻に買い物メモを作ってもらって、買い物のときにLINEで送ってもらっています(笑)
食費の予算を立てて守る
毎月の食費の予算を決めることで、自炊の費用を抑えることができます。
適切な予算の金額は、所得水準や家族構成によって変わりますが、適当でも良いのでとりあえず予算を決めてしまいましょう。
そして、予算を決めたら、その予算内におさえられるように計算して買い物をします。
予算は家族構成・生活状況によって変わるので、適宜見直しましょう。
どう頑張っても予算をオーバーしてしまう場合は予算を増やし、余裕がある場合は予算を減らしてOKです。
完璧主義におちいらず、ゆるくでも良いのでやってみることが大事です。
食材・料理を適切に保存する
自炊の食費を節約するコツ3つ目は、食材・料理を適切に保存することです。
- 悪くなりそうな食材から使う
- 食材が長持ちする保存方法を覚える
- 余った食材・料理は冷凍庫で保存する
悪くなりそうな食材から使う
食材によって傷みやすさは大きく異なりますので、悪くなりそうな食材から使うよう在庫管理を徹底しましょう。
悪くなりやすい | もやし、生肉、生魚など |
悪くなりにくい | きゃべつ、じゃがいも、冷凍肉、冷凍魚など |
もやしや生肉類はすぐに悪くなってしまうので、早めに使うことで、腐って無駄になるのを避けることができます。
一方で、きゃべつやじゃがいも等は、かなり長持ちしますので、じっくり使うことができます。
食材の無駄が出ないよう、在庫管理に注意しましょう。
食材が長持ちする保存方法を覚える
食材が長持ちする保存方法を実施することで、食材の無駄を無くし、自炊の費用を下げることができます。
肉・魚 | 冷凍保存 |
野菜 | 野菜によって異なる |
野菜の保存方法は、以下のサイトが参考になりますよ。
私は状態が悪くても気にせず食べるので、野菜は全て野菜室に突っ込んでいます(笑)
生ものは冷蔵庫に入れ忘れると腐ることもあるので、入れ忘れないよう注意しましょう。
余った食材・料理は冷凍庫で保存する
余った食材や料理は冷凍庫で保存すれば、長持ちさせることができます。
カレーやお好み焼きは一度に大量に作るため、余ってしまうことも多いと思いますが、頑張って食べるよりも冷凍するのがおすすめです。
- カレーが余った場合
- お好み焼きが余った場合
このように冷凍することで、食材の無駄を減らせるだけではなく、料理の手間も減らすことができます。
時間がないときにレンジで温めるだけで食べれるので、超便利ですよ♪
レシピを読み替える
自炊の食費を節約するコツ4つ目は、レシピを読み替えることです。
- 単価が安い食材を代わりに使う
- 単価が高い食材の分量を減らす
- 冷蔵庫にあまっている食材で代用する
ちょっとケチくさいですが(笑)、自炊の費用を下げるためには非常に大事なテクニックです。
単価が安い食材を代わりに使う
単価の高い食材を単価の安い食材で代替することによって、食費を下げることができます。
たとえば、肉類だと牛肉は単価が高くて、鶏肉は単価が安いですよね。
牛肉 > 豚肉 > 鶏肉
ですので、私はレシピに牛肉と書いてあったら、より安い肉で代用できないか?と考えます。
もしやは、すき焼きも豚肉で作ります。。。
単価が高い食材の分量を減らす
単価が高い食材の分量を減らすことも、食費を下げるために有効です。
キーマカレーのレシピに「牛肉ミンチ400g」と書いてあったとき、私なら「鳥の胸肉ミンチ200g」と読み替えます(笑)。
大抵の場合、レシピに書いてある肉の分量は多すぎるので、減らしても美味しく食べれますし、食費も下げることができますよ。
レトルトのビーフカレーとかも、ほとんど肉が入っていないですよね。
冷蔵庫にあまっている食材で代用する
冷蔵庫にあまっている食材で代用することで、食材費を減らすこともできます。
麻婆豆腐を作るとき、レシピに「ニラ」と書いてあっても、冷蔵庫にあるネギや白菜やもやしで代用すれば、ニラを買わなくて済みます。
さすがに全然別物な気が・・・
このように冷蔵庫にある別のもので代用することによって、食材を新たに買うお金を減らし、冷蔵庫の食材を無駄なく使うことができます。
まとめ:自炊で食費を減らそう
自炊で食費を減らす方法をご紹介いたしました。
これらのテクニックを実施すれば、食費を大きく下げることができ、生活や将来設計に余裕が生まれます。
老後までゆとりのある生活をできるように、自炊で食費を下げるテクニックをぜひマスターしてくださいね。